2025年10月7日(火)から10月12日(日)まで東京・紀伊國屋ホールにて上演される、VISIONARY READING「三島由紀夫レター教室」。
登場人物による手紙のやり取りで構成された三島由紀夫の異色作を題材に、総勢48名の声優・俳優陣が回替わりで出演する新感覚の朗読劇だ。
10月9日(木)19:00公演に出演する高橋健介が、Sparkle別冊『Sparkle Annex vol.01』に登場。
定期的に出演を重ねている朗読劇について、そして本作の題材とも言える“手紙”について語っていただいた。
以下、インタビューより一部を抜粋してお届けする。

1994年12月24日生まれ、東京都出身。最近の主な出演作に、『ウルトラマンX』(大空大地 役)、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ(蜂須賀虎徹 役)、『ワールドトリガー the Stage』シリーズ(迅 悠一 役)、ミュージカル『GIRLFRIEND』(ウィル 役)、ミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』(アルトワ 役)など。X(Twitter)
interview
AOI Pro.による新感覚の朗読劇シリーズ「VISIONARY READING」が始動。第1作目「三島由紀夫レター教室」では、“朗読×アニメーション”の新たなスタイルでお届けする。
10月9日(木)19:00公演に出演する高橋健介に話を伺った。
共演者との化学反応への期待や朗読劇特有の魅力、そして“手紙”という題材に寄せる思いとは。
本作は手紙のやり取りで構成されている、三島由紀夫作品の中でも異色の小説が原作です。出演が決まった時のお気持ちはいかがでしたか?
高橋:本のタイトルは聞いたことがあったので、舞台化なども結構されているのかな?と思ったんですけど、実は無いみたいで意外でした。今回、太田夢莉さん以外はご一緒するのが初めましての方ばかりなので、それが楽しみですね。
台本を読ませていただいたのですが、手紙が元になっているので会話の掛け合いというよりは、一人一人手紙を読み上げるようなシーンが多い印象を受けました。
高橋:そうですね。一人一人が思いを言って、それにアンサーが返ってくる、みたいな感じです。5名のメインキャラクターが入り乱れたりしながら、ちょっとずつ話が繋がっていきます。退屈するかなと思ったんですけど、全然そんなことなくて。本が面白いので、あとは僕らがどれだけ上手く表現できるのかなというところです。
メインキャラクターには、小沢真珠さん、溜口佑太朗さん(ラブレターズ)、太田夢莉さん、中野周平さん(蛙亭)とさまざまな方がいらっしゃいますが、共演を楽しみにしている方はいらっしゃいますか?
高橋:まだ稽古をしていないので分からないのですが(※取材時)、これから稽古でお会いした時にどういう方々なのかが分かればいいなと思います。実際お会いしたら印象も違うだろうし、朗読劇に対する取り組み方も皆さん多分それぞれ違うんじゃないかと。
朗読劇は稽古をいっぱいするというよりは、各々が持ってきたものをよーいドンで出して、それが化学反応を起こすというイメージが僕の中では強いので、今回もそうなればいいなと思っています。
今作は朗読劇でありながらも映像があり、視覚的にも面白い表現が試みられると伺いました。映像の演出面で楽しみにしていることはありますか?
高橋:台本にイメージ画像が載っていたのでそれは見ていますが、実際どういう風に映像になるかはまだちょっと分からないですね。今回は映像があるということで、映像に負けないイメージ力、想像力を僕らの言葉で伝えられたらなとは思います。
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この続きは『Sparkle Annex vol.01』にてお楽しみください。
information
VISIONARY READING「三島由紀夫レター教室」
【日程】2025年10月7日(火)〜10月12日(日)
【会場】東京・紀伊國屋ホール
【原作】三島由紀夫『三島由紀夫レター教室』
【脚本・演出】大和田悟史
【チケット】
当日引換券:販売中
公式サイト
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高橋健介 掲載
『Sparkle Annex vol.01』発売中
credit
取材:田代大樹
テキスト:大瀧はるひ
撮影:平田景子
スタイリング:髙橋 結
©AOI Pro. / サンライズプロモーション