土方歳三 役・久保田秀敏、藤堂平助 役・樋口裕太、山南敬助 役・輝馬の3人が、これまでのミュージカル『薄桜鬼』で刻んできた記憶、そして現キャストで駆け抜けた「真改」3作を振り返りながら、2025年12月に東京・大阪にて開催される「HAKU-MYU LIVE 4」への思いをSparkle別冊『Sparkle Annex vol.03』に語ってくれた。
『Sparkle Annex vol.03』では座談会インタビューの他にも、3人の素顔が垣間見えるコラム的質問や、桜の薄紅色をイメージしたソロカットなど読み応えたっぷりで掲載。
以下、インタビューより一部を抜粋してお届けする。
1987年1月12日生まれ、福岡県出身。最近の主な出演作に、まつもと市民芸術館プロデュース『殿様と私』、『トレンディは突然に 2025 夏』（香月ケンジ 役）、舞台『マイホームヒーロー』（麻取義辰 役）など。2026年1月23日より、萩・京都維新物語 世界遺産朗読劇『幕末松風録〜京の章〜』（妻木田宮 役）への出演を控える。X（Twitter）
ひぐち・ゆうた（写真左）
1995年2月14日生まれ、東京都出身。最近の主な出演作に、SHOW×MUSICAL「ドリームハイ」（高校生ジェイソン / ホヨル 役）、ミュージカル「DREAM!ing〜After Party〜」（新兎千里 役）、VISIONARY READING「三島由紀夫レター教室」（炎 タケル 役）、「朗読活劇 信長を殺した男 2025」など。2026年4月18日よりミュージカル「ヘタリア〜The World Concert〜」（ロマーノ 役）への出演を控える。X（Twitter）
てるま（写真右）
1989年6月6日生まれ、島根県出身。最近の主な出演作に、絵本朗読LIVE「ビロードのうさぎ〜ペールトーン〜」、舞台『怪人21面相』（蓮見雅尚 役）、ミュージカル「Fate/Zero ~A Hero of Justice~」（ランサー 役）など。2026年1月17日より、狂音文奏楽 文豪メランコリー『BUNGO’S WIVE』（夏目鏡子 役）、2026年3月13日より、Groovy Stage「ブレイクマイケース」（神家 役）への出演を控える。X（Twitter）
interview
「HAKU-MYU LIVE 4」で皆さんが楽しみにしていること、そしてお客様に楽しみにしていてほしいポイントを教えてください。
輝馬 「HAKU-MYU LIVE」は、本公演といい意味で違うところがあって。“役”と“役者”が、とてもマッチする瞬間が多々あると思うんです。それは本公演ではなかなか楽しめない、ライブならではの特別なことだと思います。そういう瞬間をライブで楽しんでいただけたら嬉しいですね。
それにライブ中は絶対に“楽しいこと”がいっぱい起きると思うんですよ。僕たち自身もすごく楽しんでいると思いますし、その笑顔だったり「楽しい」という雰囲気、オーラを会場で感じ取ってもらえたら。そして来てくださる皆さんにも、ぜひ楽しいオーラを一緒に出してもらって、素敵な空間になればいいなと思っています。何を楽しみに来ていただいても大丈夫なので、とにかく一緒に同じ空間でギャーギャーやっていただけたら、嬉しく思います。
樋口 3年ぶりの開催ということで、本当にシンプルに「HAKU-MYU LIVE 4」を楽しんでいただきたい、ただそれだけです。僕らと一緒に、同じ熱量で、2025年の締めくくりとして、みんなで一緒にバカ騒ぎして終わろうよ、みたいな。「HAKU-MYU LIVE 4」でお祭り騒ぎしよう！
樋口さんも、本公演以上に色々と遊べるところがありそうですね。
樋口 そうですね！ 本領発揮できるんじゃないかと思っておりますけれども。
久保田・輝馬 はっはっはっは！
久保田 僕も一番はやっぱり「楽しんでもらいたい」という思いですが、同時に「感謝の気持ちを伝えたい」というのもあって。それから「ここが終わりじゃないですよ」ということも。ここで現キャストは一区切りかもしれないですけど（※2025年6月に行われた「真改 藤堂平助 篇」が現キャストでの最後の本公演になることが発表された）、これはまた新しい一つの始まりのためでもあるのかなって。またその分岐点に来たのかな、という感覚もあります。
だからこそ、皆さんにもその大事な一瞬を笑顔で見守ってほしいですし、一緒に盛り上がってほしい。これからも「薄ミュ」という作品を、一緒に作っていけたらと思っています。門出のお祝いのお祭りを、一緒に楽しんでもらいたいですね。
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この続きは『Sparkle Annex vol.03』にてお楽しみください。
information
ミュージカル『薄桜鬼』HAKU-MYU LIVE 4
［東京］2025年12月19日（金）～12月21日（日）＠Zepp DiverCity (TOKYO)
［大阪］2025年12月27日（土）、12月28日（日）＠Zepp Osaka Bayside
原作：オトメイト（アイディアファクトリー・デザインファクトリー）
構成・作詞：毛利亘宏、西田大輔
音楽：佐橋俊彦、坂部 剛
振付・ステージング：本山新之助
殺陣：六本木康弘
出演：久保田秀敏、樋口裕太、輝馬／
北村健人、大海将一郎、川上将大、小池亮介、丸山龍星、田口 司、井俣太良、飯山裕太／
竹野留里、岡田真祐子、青木志穏／
佐々木喜英、横山真史、末野卓磨、川本裕之、星元裕月、斉藤瑞季 他
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久保田秀敏×樋口裕太×輝馬 掲載
『Sparkle Annex vol.03』2025年11月28日発売
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テキスト：田代大樹
撮影：増田 慶
スタイリング：MASAYA
ヘアメイク：城本麻紀、橋本紗希
©アイディアファクトリー・デザインファクトリー／ミュージカル『薄桜鬼』製作委員会