大場つぐみ・小畑 健による漫画「DEATH NOTE」を原作に、演出・栗山民也、作曲・フランク・ワイルドホーンによって2015年に初演され、今年で10周年を迎える『デスノート THE MUSICAL』。
その節目となる公演で、新たにL 役を務めるのが三浦宏規だ。
Sparkle別冊『Sparkle Annex vol.03』では、作品の大ファンでもあるという三浦に、出演への並々ならぬ思いを聞いた。
『Sparkle Annex vol.03』では表紙・巻頭インタビューに加え、あの“先生”や仲間と共に過ごしたディズニーのエピソードや、Lをイメージした撮り下ろしグラビアなど読み応えたっぷりで掲載。
以下、インタビューより一部を抜粋してお届けする。
1999年3月24日生まれ、三重県出身。最近の主な出演作に、ミュージカル『レ・ミゼラブル』（マリウス 役）、ミュージカル『ジェイミー』（ジェイミー・ニュー 役）、ミュージカル『のだめカンタービレ』シンフォニックコンサート！（千秋真一 役）など。2025年12月31日に「カウントダウン ミュージカルコンサート 2025-2026」、2026年2月7日に「Julian MacKay & Friends Ballet Gala 〜The Art of Dance〜」に特別出演予定。X（Twitter）
interview
10年続いてきた『デスミュ』に出ることについて、どういった思いがありますか？
楽曲も含めて、自分がすごく好きなミュージカル作品だったというのが大きくて。あと、これをどういう作品と括るかは人それぞれで。2.5次元と呼んでもいいし、グランドミュージカルでも、分類は何でもいいんです。ただ一つ間違いないのは、日本発の原作で日本がオリジナルで作った作品ということ。やっぱりそういう作品を大切にしていった方がいいと思うし、僕はそういう作品に携わりたいという思いが強いんです。そういう意味でも、このミュージカルに懸ける思いや、出演したい気持ちというのは並々ならぬものがあります。
会見では猫背の難しさについて話す場面もありましたが、他にもLの仕草で意識されていることは？
座り方とかコーヒーの持ち方とか、やっぱり難しいんですよね。カップをつまむにしても、重たいから傾いてしまうし……。
姿勢もそうだけど、椅子の上で膝を抱えるようにして座りながら歌うのが本当に大変で！ あの体勢だと最初からお腹に力が入っちゃってるから、腹式呼吸が出来ないんですよ。それは音楽監督・指揮の塩田（明弘）さんとずっと取り組んでいます。「どうしたら声が出るんですか？」、「背中に入れるんだよ、息を」、「そうですか、背中ですか」なんてやり取りを重ねながら稽古しています（笑）。
初めての歌い方に挑戦されているんですね。
まぁでも、みんないろんな体勢で歌いますから。女の子たちなんて、死が迫っているシーンではみんな寝そべったまま歌うでしょ？ あんなの大変ですよ！
男性は支えられながら歌うことってあまり無いから。僕も変な体勢で歌ったことは無いんじゃないかな。地べた這いつくばって歌ったことはあると思うけど、あれは意外と楽なんですよ。踏ん張れるからね。でも仰向けとか、それこそ人の上で歌うのはすごく大変です。
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この続きは『Sparkle Annex vol.03』にてお楽しみください。
information
『デスノート THE MUSICAL』
［東京］2025年11月24日（月・休）〜12月14日（日）＠東京建物 Brillia HALL
［大阪］2025年12月20日（土）〜12月23日（火）＠ＳｋｙシアターＭＢＳ
［愛知］2026年1月10日（土）〜1月12日（月・祝）＠愛知県芸術劇場 大ホール
［福岡］2026年1月17日（土）〜1月18日（日）＠福岡市民ホール 大ホール
［岡山］2026年1月24日（土）〜1月25日（日）＠岡山芸術創造劇場 ハレノワ 大劇場
原作：「DEATH NOTE」（原作：大場つぐみ 作画：小畑 健 集英社・ジャンプコミックス刊）
作曲：フランク・ワイルドホーン 演出：栗山民也
歌詞：ジャック・マーフィー 脚本：アイヴァン・メンチェル
出演：加藤清史郎／渡邉 蒼（Wキャスト）、三浦宏規、
鞘師里保、リコ（HUNNY BEE）、
濱田めぐみ、浦井健治、今井清隆 他
公式サイト
X（Twitter）
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三浦宏規 掲載
『Sparkle Annex vol.03』2025年11月28日発売
『デスノート THE MUSICAL』
インタビュー＋コラム＆撮り下ろしグラビア
credit
テキスト：田中莉奈
撮影：福井麻衣子