[莉子×吉澤要人(原因は自分にある。)]ドラマL『SQUALL』[対談インタビュー&グラビア]

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2026年10月18日(日)より放送が始まる、日本・シンガポール外交関係樹立60周年記念ドラマ『SQUALL』。
日本とシンガポールを舞台に、記憶を失ったサクラ(莉子)と、彼女の恋人・瑛太(吉澤要人/原因は自分にある。)、そしてサクラの失われた記憶の鍵を握るルン(グレン・ヨン)を軸に、複雑に交錯する人間関係と繊細な愛を描くラブストーリーだ。

物語が進むにつれて明らかになる真実や、それぞれの優しさが生む葛藤も見どころの一つ。
日本の連続ドラマ史上初となる、全話にわたってシンガポールでのロケをメインに撮影した本作。現地の美しい街並みを映し出す映像にも、ぜひご注目いただきたい。

「Sparkle web」では、サクラ 役の莉子と瑛太 役の吉澤要人に対談インタビューを実施。
役柄への向き合い方や、全話にわたってシンガポールで撮影した本作ならではのエピソードなどをたっぷりと語ってもらった。
前後編に分けてお届けする。

りこ(写真左)
2002年12月4日生まれ、神奈川県出身。ドラマ『ブラックシンデレラ』(ABEMA)で初主演を務め、その後も『SHUT UP』(テレビ東京系)、『119 エマージェンシーコール』(フジテレビ系)など話題作に出演。主演映画『違う惑星の変な恋人』では、第38回高崎映画祭で「最優秀新進俳優賞」を受賞。10月26日スタートの夜ドラ「青の花 器の森」(NHK総合)への出演を控える。X(Twitter)

よしざわ・かなめ(写真右)
2003年7月12日生まれ、東京都出身。最近の主な出演作に、ドラマ「親友の「同棲して」に「うん」て言うまで」(横井 湊 役)、ドラマ「「デス(青春)ゲーム」」(森崎トオル 役)、ドラマ「スピナーベイト」(高橋泰人 役)など。ダンスボーカルユニット「原因は自分にある。」のリーダーとして活動中。X(Twitter)

interview


ドラマ『SQUALL』のストーリーについて、最初に脚本を読んだ際の印象や、作品のどんなところに魅力を感じたかをお聞かせください。

莉子 正直、最初に読んだ時は「あらまあ、なんと複雑な……」と思いました(笑)。一筋縄ではいかない物語なんですよね。多分、初回を観ていただいた時の印象と、最後まで観終わった時の印象は、結構違うんじゃないかなと思います。それぐらい、本当に色々なことが起きるドラマなので。
一言で言えば「ラブストーリー」ではあるんですけど、日本とシンガポールという国境を越えることによって、新しいものが生まれているというか。そこにしかない切なさや葛藤、そういったものがすごく繊細に描かれているドラマだと思うんです。だからこそ、視聴者の皆さんにその部分を楽しんでいただけるように、私たちもしっかり演じなければいけないなと思いました。

吉澤 サクラと瑛太は恋人同士なのですが、瑛太にとっての一番幸せな時間は、実は物語の始まりである第1話で終わってしまうんです。脚本を読み進めるうちに、そこから徐々に、どんどん心がえぐられていくような感覚になりました。

かなり感情移入しながら読まれたんですね。

吉澤 そうですね、悔しい思いをしながら読みました(笑)。瑛太に深く感情移入をして読んでいたので、読みながら「あっ、ルンが出てきた!」、「うわっ、やられた!」と。

莉子 (笑)。

吉澤 複雑な人間関係を描いてはいるんですが、その全てが美しく、繊細な愛に感じられるというか。そこが本当に素敵な脚本だなと思いました。
そして、今回はシンガポールでの撮影ということもあったので、演じ方についてはあまり細かく考えすぎないようにしていたんです。まずは知らない環境に飛び込んでみよう、という感覚で脚本を読んで、現場に臨みました。


それぞれが演じるキャラクターについて、ご自身と似ている部分や、共感できる部分はありましたか?

吉澤 瑛太は“待つ男”だな、という印象がすごくあって。自分からグイグイいくのではなくて、相手の様子をうかがいながら、「自分がこう言ったら相手はどう思うかな?」と考えられるタイプ。そういう面では瑛太と近いのかなと思いました。
ただ、瑛太は優しすぎるがゆえに行動に移せないところがあるんです。「ここで言えばいいのに!」、「なんでこのタイミングで言わないんだろう?」と、思ってしまうところもありました。でも、それも瑛太なりの優しさなんですよね。言葉にするだけではなく、相手に寄り添ってあげる優しさというか。そういうものをすごく感じましたし、そこが瑛太の素敵なところなのかなと思います。

莉子 サクラは感情がすごく揺れ動く役ですし、色々な捉え方が出来る子だと思うんです。私的には、すごく真っ直ぐな子だからこそ、ああいう行動を取ったり、ああいう言葉が出てきたりするんだろうな、と捉えていて。
その「真っ直ぐ」という部分で言うと、私も思ったことはすぐ行動に移したくなっちゃうタイプなんです。それに、思っていることを溜め込んでいると顔や表情に出ちゃうし、嘘がつけないというか、何かを隠すことが下手なんですよね。なのでそういうところは、サクラと割と似ている部分なのかなと思います。


サクラ、瑛太を演じる上で、大事にしていたことはありますか?

莉子 サクラを取り巻く人たちって、誰一人として本当に悪い人がいないんですよ。みんないい人なんです。だからこそ、それぞれの優しさや感情がぶつかり合うことで生まれる歪みのようなものがあって。どうすればそこを上手く視聴者の方に伝えられるだろう、ということは一番感じていたところです。

吉澤 瑛太は本当に優しい男だなと、演じながらも思っていました。ただ、優しいんですけど、サクラを離したくないという葛藤みたいなものもあって。そういう葛藤が見えるところに、人間らしさを感じて。そこは大事に演じたいと考えていました。


今作で大きなキーワードとなるのが「記憶」。サクラがシンガポールで失った記憶があることに気付くところから物語が動き始め、少しずつその記憶を取り戻していく展開が描かれます。そうした心の変化をお芝居で表現するのは難しい部分もあったのではないかと思いますが、演じる上で特に意識したことや、心がけたことはありますか?

莉子 記憶を取り戻していくというのは、結局、私がどう演じるか、ということだけではないんじゃないかなと思っていて。それこそ、実際にシンガポールという地に行って、そこにある小道具や物に触れたり、その場の空気を感じたりすることで、自然と記憶を取り戻していくような演技が出来るんじゃないかって、撮影に入る前から思っていました。なので、何かをこうしようと決めて現場に持っていったわけではなくて、とにかくシンガポールという地と、その場の空気に身を委ねよう、という気持ちが大きかったです。
それに、グレンが演じるルンの存在もすごく大きいので、グレンと一緒にお芝居をして、しっかりとキャッチボールをすることを一番に心がけていました。

サクラ自身とシンクロしながら演じられていた部分もあったんですね。

莉子 そうですね。


サクラと瑛太の共演シーンでは、お二人で事前に話し合ったり、演技のプランを相談したりすることはありましたか?

莉子 そういうのは無かったですね。

吉澤 無かったですね。

莉子 でも今回のドラマって、一つの言葉や、ちょっとした語尾の違いだけでも、伝わり方が大きく変わってしまう作品だなというのは、常に頭にあったんです。特にこの二人のシーンは、すごく繊細なものだったと思うので。だからこそ、撮影の直前になって「ここの言い回しって、どうする?」みたいな相談をすることはあったよね。

吉澤 ありました。瑛太の視点から「ここはこうした方がいいと思うんですけど、どう思います?」と莉子さんに聞いたり、監督にも相談したり。細かな言い回しについての相談はありました。

莉子 そうですね。それ以外はずっと雑談していて(笑)、でも必要な時は役について話して。ある意味、すごく自然体でいられる現場だったのかなと思います。


今作は、日本の連続ドラマ史上初めて、全話にわたってシンガポールでのロケをメインに撮影された作品です。長期間の滞在となったと思いますが、実際に現地で撮影してみていかがでしたか? 特に印象に残っている出来事があれば教えてください。

莉子 とにかく、シンガポールがすごく良かったんですよ! 私は初めて行ったんですけど、まず、人が本当に優しいんです。グレンをはじめ、ご一緒したシンガポールの俳優の皆さんはもちろん、街を歩いている時も、カフェの店員さんだったり、現地で撮影に協力してくださったスタッフさんだったり、本当に皆さん優しくて! 温かい国だなと思いましたね。
グレンは日本のアニメが好きらしくて、「日本のアニメで日本語を勉強している」と、なるべく日本語で話してくれたんです。我々は英語が本当に拙いので、英語で話す時も、すごく分かりやすく、丁寧に言葉を選んで話してくれて。そういうところから、言葉の壁を越えて伝わってくる人柄の温かさを感じることが出来ました。

吉澤 僕も、その温かさは毎日感じていました。今回は街中をお借りして撮影することが多かったのですが、通行人の方も嫌な顔一つせず、むしろ興味を持ってくださって。近くのお店の方がお水を差し入れてくださることもありました。本当に皆さん優しくて、普段から助け合いの精神を持って生活されているのかな、と感じるぐらい、温かい人柄の方が多い印象でした。
それから、街並みもすごく綺麗でした。特に夜景は、どこから見ても絵になるというか。本当に美しい国だなと思いました。

information

ドラマL『SQUALL』

[ABCテレビ]毎週日曜 深0:10~0:40

脚本:桑島憲司、柳沢 亨、山田 麗、伶奈
演出:桑島憲司
主題歌:『Squall』ベリーグッドマン(TEPPAN MUSIC)

出演:莉子、吉澤要人、レジーナ・リム、富田鈴花、相武紗季、 エイミー・ジェイ・チェン、グレン・ヨン 他


公式サイト
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杢代和人(原因は自分にある。) 掲載
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奥 智哉×杢代和人
ドラマNEXT「君は夏のなか」
対談インタビュー+コラム&撮り下ろしグラビア 計18p
+綴じ込み付録:ソロピンナップ

credit

テキスト:田代大樹
撮影:増田 慶
スタイリング:[莉子]和田ミリ、[吉澤]徳永貴士
ヘアメイク:[莉子]手塚裕美、[吉澤]横山雷志郎(Yolken)

衣装協力=
[莉子]BAUM UND PFERDGARTEN(S&T)
[吉澤]ブルゾン、パンツ:SHINYAKOZUKA(SMALL TRADES) シャツ:meagratia(TEENY RANCH) ブーツ:THE VIRIDIANNE 右手リング、左手リング:TEN. その他スタイリスト私物

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