韓国発のオリジナル・ミュージカル『MURDERER』が2026年3月7日(土)から3月15日(日)まで、東京・本多劇場にて上演される。
本作の舞台は戦争中の収容所。そこに閉じ込められた6人の子供たちが、希望と絶望と共に生き抜こうとする7日間を描き出す。
『Sparkle』では本作に出演する橋本祥平と小西成弥にインタビューを実施。
本作で子供たちを演じる二人は、この重厚な物語にどう向き合い、どう“生きる”のか。
発売中のSparkle別冊『Sparkle Annex vol.05』では、撮り下ろしグラビアとインタビューを11ページにわたり掲載。
意外にも初共演となるお互いの印象や、本作で演出を務める松崎史也とのエピソードなど、観劇前にぜひ読んでおきたい内容となっている。
以下、『Sparkle Annex vol.05』掲載インタビューより一部を抜粋してお届けする。

1993年12月31日生まれ、神奈川県出身。最近の主な出演作に、『あんさんぶるスターズ!THE STAGE』-Desperate Checkmate-(月永レオ 役)、舞台『日本三國』(三角青輝 役)、少年社中 第44回公演「パンジャンドラム」、舞台「火喰鳥-羽州ぼろ鳶組-」(松永源吾 役)など。2026年4月4日より言式 第4回公演「とるわよ!」への出演を控える。X(Twitter)
(写真左)こにし・せいや
1994年9月6日生まれ、大阪府出身。最近の主な出演作に、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ(水心子正秀 役)、演劇『ライチ☆光クラブ』2025(ニコ 役)、タカハ劇団「他者の国」(正木信親 役)、CEDAR「わが友ヒットラー」(グレゴール・シュトラッサー 役)、ドラマ「gift」(布施未尋 役)など。2026年4月11日より舞台『DUMB SHOW/ダム・ショー』(グレッグ 役)、5月10日より舞台「十角館の殺人」(江南孝明 役)への出演を控える。X(Twitter)
interview
今作への出演が決まった時のお気持ちを教えてください。
橋本 まだ2026年が始まったばかりですが、今年の終わりにふと、「濃かったな」って頭によぎる作品になるだろうなと思いました。そういう頭の中に残り続ける作品って、自分にとっても意味のあるものになりますし、その分覚悟も要りますが、改めて自分と向き合うという意味でも「挑戦したいな」という思いがありました。嬉しさと覚悟を感じましたね。
覚悟が必要だと感じたのはどういった部分からでしょうか?
橋本 こういう作品は、俳優がどう向き合ったかが滲み出てしまうと思うんですよ。作品としては7日間のお話ですが、稽古の1カ月間どう向き合ったかによって、大きく左右されるような作品だと思うので、本当に収容所の中にいるような、逃げ場が無いような感覚で。その中で、ちゃんとやり遂げてやるぞという覚悟ですね。
小西 僕自身にとっても、今作は挑戦的な部分があると感じています。無意識の内にそういう作品を選んでいるのかもしれないんですが、毎回どこかしら挑戦的で、「きついな」と思う瞬間があるんですよ(笑)。今回もきっと、作っていく過程で苦しく感じることはたくさんあると思います。でも、もの作りにおけるその苦しさって、最終的には「いい時間だった」、「楽しかった」と思えるものなんですよ。これまでもずっとそうだったので、今回も大変だとは思いますが、きっとまたいい時間を過ごせるんじゃないかなと思っています。
それぞれご自身が演じるアレン、ピーターをどのようなキャラクターだと捉え、どのように演じたいと思っていますか?
橋本 脚本を読んだ時の印象と、本読みをしてみんなと合わせた印象ですでにちょっと変わってきているところもあるんですが、アレンは正義感が強いですよね。そんなアレンが、今の段階では僕の中で眩しすぎて。この正義感はどこから来るのか分からなくなってしまう瞬間があります。
というのも、アレン以外はみんな結構人間味があるんですよ。そんな中でアレンはとにかくまっすぐな正義感を持っていて。稽古場で演出の(松崎)史也さんともお話ししたんですけど、あの空間であの行動が出来るって、超人的じゃないですか。だけど超人になりすぎず、いかに人間として行動できるかがアレンを演じる上で鍵になってくるだろうなと思っています。うん、でも今はまだ眩しすぎます。
小西 逆にピーターは、その人間っぽいところを担っているのかなと思います。だけどその人間っぽさって、一見するとひねくれても見えると思うんです。現実的なことも突きつけるし。だけど僕が演じる上では「そういう性格だから」ということではなくて、どうしてピーターはそういうことを言うのか、その行動原理を大事にしていきたいなと思っています。
ピーターに限らず、誰しもこういう状況におかれたら人間の普段は見えない部分が出てしまうこともありますよね。だからピーターなりの正義を考えながら演じられたらと思っています。
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インタビュー完全版は『Sparkle Annex vol.05』にてお楽しみください。
information
ミュージカル『MURDERER』
[東京]2026年3月7日(土)~3月15日(日)@本多劇場
原案・原作:ゲオルク・カイザー『メデューズ号の筏』
脚本・歌詞:チョン・チャンス
作曲:ハン・ヘシン
オリジナル・プロデューサー:ハン・ソヨン
演出:松崎史也
翻訳:みょんふぁ
出演:橋本祥平、山本咲希・黒川桃花(Wキャスト)、工藤広夢、新里宏太、小西成弥、原 周石・田仲ゆら(Wキャスト)、今 拓哉
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橋本祥平×小西成弥 掲載
『Sparkle Annex vol.05』2026.02.26発売

ミュージカル『MURDERER』
対談インタビュー+ソロコラム&撮り下ろしグラビア
&読者限定 コメント+オフショット動画
credit
テキスト:小林千絵
撮影:増田 慶
スタイリング:MASAYA(PLY)
ヘアメイク:齊藤沙織
衣装協力=
[橋本]ジャケット、デニム:WooStore(03-5990-2561) その他スタイリスト私物
[小西]コート:ECLECT(support@eclect.tokyo) ニットベスト、インナー、デニム:WooStore(03-5990-2561) その他スタイリスト私物
