【上山航平】インタビュー&グラビア【Sparkle Up-and-Comer】

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Sparkle編集部が今、気になる俳優に迫るインタビュー企画「Sparkle Up-and-Comer」。
今回登場するのは2023年9月からフリーとして新たなスタートを切った上山航平だ。

昨年は劇団「ハイキュー!!」やミラクル☆ステージ『サンリオ男子』など話題作に次々と出演し、今年の1月19日からは2.5次元ダンスライブ「S.Q.Sスケアステージ」の新作公演も控える上山に、それぞれの作品の思い出や今だから言えるエピソードなどたっぷりと伺った。

話の合間には役作りへのこだわりや、作品を愛する観客への真摯な姿勢も覗かせる上山。
演じる作品やキャラクター、そして応援してくれるファンを何よりも大切に思うその眼差しは、きっと彼をより大きなステージへと導いていくことだろう。

かみやま・こうへい
1999年3月1日生まれ、東京都出身。最近の主な出演作に、ミラクル☆ステージ『サンリオ男子』 ~One More Time~(源 誠一郎 役)、劇団「ハイキュー!!」旗揚げ公演(松川一静 役)、2.5次元ダンスライブS.Q.S EP9「The Freely」(和泉柊羽 役)、アイドルステージ『プライムーン&GS382 ―2022年に愛を込めて―』(焼田侑弥 役)など。2024年1月19日より、2.5次元ダンスライブ「S.Q.S Episode 10」月野奇譚 太極伝奇 -干戈騒乱-(和泉柊羽 役)への出演を控える。Twitter

interview

昨年9月からフリーとしての活動が始まりました。改めてお気持ちや意気込みをまずお聞かせください。

上山:もちろん不安なこともあるんですけど、今の気持ちはすごくワクワクしています。ここからは自己責任の部分も多くなると思いますし、どこまで自分がやれるのかという意味では不安な気持ちもあります。でもそれよりは「ここから頑張るぞ」というワクワクが強いですね。

ファンクラブも始動しました。こちらはどんな場所にしていきたいですか?

上山:今までは直接ファンの人と関わるような機会がほとんど無かったんです。これからはこのファンクラブなどで、皆さんと色々とコミュニケーションが取れるような場をどんどん作っていきたいですね。いつも応援してくれている人に感謝を伝えられるような場にしたいです。オフィシャルサイトもすごくオシャレにかっこよく作っていただきました。

直近の出演舞台についてもお伺いします。昨年8月上演の劇団「ハイキュー!!」旗揚げ公演 では、上山さんは松川一静を演じました。2015年から2021年まで上演されてきたハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」シリーズとは演出などがガラッと変わり、また新たな「ハイキュー!!」が舞台上で展開されました。

上山:今作では映像を一切使わなかったですからね。すごいですよね。

「Sparkle web」では演出を務めた須賀健太さんと、日向翔陽 役の加藤憲史郎さん、影山飛雄 役の若林星弥さんにインタビューさせていただいたのですが――。

上山:読ませてもらいました!

本当ですか!? ありがとうございます! 上山さんから見た、劇団「ハイキュー!!」の座組はいかがでしたか?

上山:いや、もう本当に最高でした。始まる前は「烏野高校と青葉城西高校で分かれて、派閥みたいになるのかな?」って思ってたんですけど、みんな最初から所属チームとか関係無く一つの劇団として「旗揚げ公演を絶対にいいものにするぞ」という目的で団結していて。仲良く切磋琢磨していました。本当に全員がいい仲間になっていたと思います。

稽古の初期段階から良い空気感だったんですね。

上山:本稽古に入る前に「バレーボール稽古」というものがあったんですが、体育館でひたすらバレーボールの特訓をするというもので。それが本当に死ぬほどしんどかったんですよ(笑)。もう、次の日動けないくらいのレベルでひたすらバレーを練習して、で、それが終わったかと思ったら最後筋トレが始まって。

最後にですか!?

上山:「今から!?」みたいな(笑)。そんな死にそうになる思いを最初にみんなで経験したことで、仲間意識が芽生えたのかもしれないです。みんなで辛い思いを味わって、「よし、これはもうみんなで乗り越えるしかない!」というところからのスタートだったので。
あとはやっぱり演出陣の方々が作ってくれた空気感も大きかったと思います。須賀健太さんはじめ、前のハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」シリーズから携わっていた方が多かったので、元々の「ハイキュー!!」の空気感みたいなものも受け継がれていて。そういうところから教わるものもありました。共演者にもスタッフの皆さんにもすごく恵まれていましたね。

上山さんもハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」シリーズはご覧になったんですか?

上山:観ました。というか、僕はそれを観てから「ハイキュー!!」にハマったんです。恥ずかしながら原作を知らない状態で舞台を観させてもらって、「なんだこれ!? めちゃくちゃ面白いな!」って。「原作はどんな感じなんだろう? もっと知りたい!」というところからどんどん「ハイキュー!!」自体にハマっていったんです。で、今回、劇団「ハイキュー!!」のオーディションがあるということで、もうめちゃくちゃやりたくて! 出演が決まった時は大好きな作品に出られるということでなおさら嬉しかったです!
嬉しかったことと言えば、僕と同じように原作を全く知らない状態で劇団「ハイキュー!!」を観て、原作の「ハイキュー!!」にもハマりました、と感想を伝えてくれたお客さんが結構いたんです。そんな風に「ハイキュー!!」自体を好きになってもらえたのは、この仕事をやってて良かったなとめちゃくちゃ思う瞬間でしたね。

上山さんたちの演技によって、作品自体の良さもちゃんと伝わったということですもんね。

上山:はい、原作を知らなくても楽しんでもらえたっていうのがすごく嬉しかったですね。

劇団「ハイキュー!!」旗揚げ公演 で座長を務めた加藤憲史郎さんはいかがでしたか?

上山:憲は頼もしかったですよ。とても高校生とは思えないくらいしっかりしてました。もちろん休憩時間とかではキャピキャピしてたり、芝居以外のところではただの高校生なんですけどね(笑)。
いざ稽古が始まるとガラッと集中して、つらい時も「頑張りましょう!」って声を掛けてくれたり、引っ張ってくれようとしているのがすごく伝わってきました。それでみんな自然と憲についていくし、憲を支えようとする。みんなが自然とそういう風になれるような居方をしてくれていたので、本当に頼もしい座長でしたね。
僕が16とか17の頃はあんなしっかりしていなかったので、僕からしたら考えられないです。もう後輩云々関係無しに、一人の役者として素晴らしいなと思いますね。

先程「バレーボールの基礎稽古が大変だった」という話がありましたが、上山さんも9年間野球をやられてきたということで、球技は違いこそすれ、その経験が役立ったところもあったのではないでしょうか?

上山どうなんでしょう?(笑) どちらもチームスポーツなので、一人ではどうしようもできないという点は一緒ですね。チーム全員で繋げていって勝利を導くという部分は野球もバレーボールも一緒だと思うので、そういうチームプレイ精神という部分では、もしかしたら野球の経験から活きたことがあるのかもしれないです。とはいえ、やっぱりバレーボールはめちゃくちゃ難しかったですけどね。球技は割と得意な方だったのでもっといけるかなと思っていたんですけど、実際は難しかったです。

今作は劇団「ハイキュー!!」の旗揚げ公演ということで、役者の皆さんにも特別な思いがあったかと思います。改めて公演を振り返ると?

上山:もう本当に「楽しい」でしかなかったです。今までの人生で一番と言っていいほど思い出深い夏になりました。劇団「ハイキュー!!」で過去一番の青春を過ごせたような思い出が残っています。全員が熱い思いを持って汗水垂らして、稽古場から一緒に辛い思いをして、一緒に楽しんで。さっきも言いましたけど、全員が仲間意識を持ってやれていた舞台だったんです。もちろんあれだけ激しく動いて跳んでいたので、身体的にはしんどかった部分もあるんですけど……、「終わらないでほしいな」ってあんなに思った舞台というのは、なかなか自分の中でも無いと思います。
旗揚げ公演という、生まれ変わって初めての「ハイキュー!!」に携われたということが、自分にとってもすごく誇りなんです。だから「またやりたいな」ってずっと思ってます。

早く物語の続きが観たいです。

上山:はい。ここから、いろんな景色が劇団「ハイキュー!!」から生まれたらいいな。

きっとキャストの皆さんも公演を重ねることでさらに成長していくと思います。その姿も追い続けたいです。

上山:確かにそうですよね。そういう意味では劇団「ハイキュー!!」の「劇団」というのがすごくいいなと思っていて。劇団としてここからもっともっと大きくなって、どんどん上に上がっていく。そういう風になっていけたらいいなと勝手に思っているんです。

皆さん、劇団「ハイキュー!!」の“劇団員”ということですもんね。

上山:そうですよ、劇団員!(笑) 全員、劇団「ハイキュー!!」の劇団員です。

また昨年9月に行われた『いろいろ ドルフェス2023』では、上山さんはミラクル☆ステージ『サンリオ男子』から源 誠一郎 として出演。久々の声出しライブの手応えはいかがでしたか?

上山:『サンリオ男子』はキラキラしたサンリオの世界観という感じで楽しかったです。何よりもお客さんが楽しんでくれていたのが本当に嬉しかったですね。ステージ上から、すごく楽しそうな顔が見えていました。

『ドルフェス』から引き続き、11月にはミラクル☆ステージ『サンリオ男子』 ~One More Time~ の上演も。

上山:今回は初演(2018年上演)の再演ということで、僕らも観させていただいたあの初演をやれるという喜びが大きかったです。プラス、新しくなった『サンリオ男子』として、初演からサンリオ男子を演じてきたキャストの皆さんの思いもちゃんと受け継ぎつつ、僕らならではの新しい『サンリオ男子』というものを見せていきたいなと思っていました。
公演の前にも『サンリオ男子』としてイベントを数回やってきたんですが、その度にキャラクターについてはキャストみんなで話し合ってきて。キャラクターに縛られすぎると舞台上でやれることが制限されちゃうので、もちろん「このキャラならこういうことはしないな」というのは踏まえつつ、キャラクターを解釈した上で「こういうこともやれるんじゃないか?」みたいなことをイベントの度に話し合ってきましたね。

キャラクターのイメージは守りつつ、生身の役者さんが演じることによってその可能性を広げていくような?

上山:そうですね。それに自分のキャラクターを深めることももちろん大事ですけど、他のキャラクターのことも知っていかないと、自分一人じゃどうしても限度があると思うんです。他のキャラクターとの絡み方を通じても、自分がどういうキャラクターかっていうのは見せられると思うので。
再演ってなかなかできることじゃないと思うので、いいものに、そして楽しいものにできたらと思って臨んでいました。あんなに微笑ましい、楽しくて幸せな空間って『サンリオ男子』にしか無いと思うので、そういったキラキラした空間というものをお客さんに感じてもらえていたら嬉しいですね。そのためにも僕らが一番キラキラしなきゃいけないと思うので、頑張ってキラキラしていました(笑)。

2023年は上山さんにとってさまざまな転機があったかと思います。振り返るとどんな年になりましたか?

上山:確かに、間違いなく芸能生活を始めて一番の転機となった年だったと思います。「ハイキュー!!」、『サンリオ男子』という素敵な作品に出演できた年、そして独立した年ということで、改めて振り返ると一番悩んだ年でもあります。今までは割と、オーディションに受かるためにがむしゃらに頑張ろうって感じだったんですけど、それプラス、この先の活動について初めて考える時間ができました。でもそれは自分にとって、すごくためになる時間で。
今までは結構受け身のことが多かったので、自分から前向きに動こう、自分の頭で考えて行動しようという風に考え方、マインドを変えることができてきた年なのかなと思います。とはいえ、お芝居や歌やダンスのスキルももちろん、まだまだ全然未熟なので、もっと自分からアクションを起こして、現状に満足せずに人間としても役者としても大きな人になりたい。これからもそこは頑張っていきたいなと思っています。

そして2023年のもう一つの転機と言えば、2.5次元ダンスライブ「S.Q.S」(通称、「スケステ」)も。上山さんは2023年6月に行われた、2.5次元ダンスライブS.Q.S Episode 9「The Freely」から「スケステ」に参加されました。和泉柊羽 役に決まった際のお気持ちをお聞かせください。

上山:嬉しい気持ちももちろんありましたが、それよりも驚きと不安の方が大きかったです。今までずっと同じ方が演じていた役を初めて他の人間が演じるというのは、ずっと「スケステ」を応援してきたファンの方からしたら複雑な気持ちはあるだろうし、しかもそれが自分となると責任重大だなと感じました。

柊羽がリーダーを務めるユニット・QUELLは上山さん含めメンバー全員が新キャストでした。QUELLの皆さんで話し合われたことや、ユニットリーダーとして意識したことなどはありましたか?

上山:正直、リーダーとして何かできるほどの余裕は無かったです(笑)。もちろん役柄的にはしっかりしていなきゃいけないんですけど、僕自身リーダーに向いてる性格だとは思わないし、率先して引っ張れるタイプではないので特別何かをしたとかは無いです。QUELLは全員初めての「スケステ」という中で、Ep9は特に柊羽にスポットが当たるお話だったので、自分がもっと器用にできていれば良かったんですけど、覚えなければいけないこと、考えるべきことが多くて、今思うといっぱいいっぱいになっていたなと思います。
そういう意味では支えてもらってたのは僕の方で、僕一人で稽古することも結構あったんですけど、少ししんどいなと思った時に心の支えになっていたのがQUELLのメンバーで。彼らに会うとすごくほっとして安心できる感覚があって、気づいたら家族のような存在になっていました。これは柊羽にも通ずる部分だなと思います。柊羽もQUELLに対してこんな気持ちなのかなとか、そういう部分から参考にしたところもあります。
メンバーで話し合ったことで言うと、役のことはもちろんなんですけど、ダンスは特に4人で揃えようということは話してました。QUELLの楽曲のダンスは、揃ってないと美しく見えない、QUELLらしくなくなってしまうので、振りを自分の役に落とし込みつつ、揃えるところは揃えようという努力はしてました。

柊羽をどのようなキャラクターだと捉えていますか? また演じるにあたり気をつけたこと、意識したことなどを教えてください。

上山:台本を頂く前は、完璧に何もかもこなすパーフェクト人間だと思ってたんですけど、台本を読んで稽古を重ねていく内に、その完璧に見える裏側には、彼のとてつもない孤独な葛藤があるのを感じました。複雑な環境の幼少期、元ユニットのメンバーとの関係性、そしてQUELLを結成するまでの道のり。彼のことを知れば知るほど「こんなに寂しい人間はいないんじゃないかな」と思うようになりました。そんな、パーフェクトスマートメンに見えて、実はすごく人間味のある泥臭い和泉柊羽が大好きになりました。
そんな彼を演じるにあたって一番気を付けたことは、声を真似しないことです。正直、稽古序盤の方は原作の柊羽の低い声を意識してお芝居していたんですけど、途中から無理に声を作りすぎないほうが感情が伝わってリアルな柊羽に近付くということに気付いて。そこからすごくお芝居がやりやすくなった気がします。原作があるものだと、答えがある分全てを真似したくなるんですけど、完コピすることが舞台において必ずしも正解ではないというのは今回身を持って感じました。

芝居パートでは柊羽にスポットが当たる話が展開されました。公演Blu-rayが12月22日に発売されましたが、「改めてここに注目してほしい」「自分でもここを見返したい」といったシーンはありますか?

上山:やっぱり(篁)志季との二人の会話のシーンですね。昔から兄のように慕っていた志季と、大人になったようでまだ子供な柊羽が会話する姿に注目して観ていただきたいです。志季とのシーンは本当に重い空気の中での芝居だったので、二人の間に張り巡らせられる緊張の糸みたいなものを感じていただけたら嬉しいです。

日替わりコーナーもお客様が楽しみにしていた一つかと思います。笑いの要素が多い部分だったかと思いますが、楽しかったこと、難しかったこと、印象に残っているエピソードなどを教えてください。

上山:日替わりコーナーは本当に好き放題やらせてもらいました。柊羽ではできないはっちゃけたキャラクターを披露するのは凄く楽しかったです。あとはお客様に引かれてないことを願うばかりです(笑)。

ダンスライブパートでは声出しも解禁。お客様のリアクションはいかがでしたか?

上山:本当にびっくりしました。初日に感じたお客様の熱気は鮮明に覚えてます。この熱気に負けないよう、もっと熱くさせられるパフォーマンスをしないといけないなと感じました。お客様の声も聞けて、アドレナリン出まくり状態でずっとライブしてましたし、リアルなライブに勝るものはないなと思いました。

本当に実り多き公演だったのですね。そんなEp9を経ていよいよ今年の1月19日から、2.5次元ダンスライブ S.Q.S Episode 10 「月野奇譚 太極伝奇 -干戈騒乱-」への出演が控えています。上山さんとしては現時点でどのようなところを楽しみにしていてほしいですか?

上山:今回は皇帝の帝位継承争いが主軸となる話になっています。ネタバレになってしまうのであまり多くは語れないんですけど、第四皇子の柊羽が争いにどのように巻き込まれてどういう展開になっていくのか、あとは兄上たちとの関係性がどうなっていくかも楽しみにしていてほしいですね。話も前回とはガラッと変わり、何より今回は殺陣があり、迫力満点の戦いが見れると思います。

素敵な舞台衣裳も解禁され、大きな反響がありました。ご自身の衣裳のお気に入りポイントや、「ここに注目してほしい」といったところはありますか?

上山:「スケステ」の衣裳はどれも細部までこだわりが詰まっていて、着ていてテンションが上がります。特に今回の「太極伝奇」の衣裳はお気に入りです。角度によって見え方が違ってなおかつスタイリッシュで、もう早く本番で着たいです(笑)。

ダンスライブパート使用予定楽曲も公開されています。上山さんが楽しみにしている曲や「この曲のここに注目してほしい」といったポイントはありますか?

上山:今回初めてソロ曲を踊らせてもらえるので、柊羽の「Pale Moonlight」を披露するのがめちゃくちゃ楽しみです。この曲はEp9での柊羽の一人語りのシーンで流れていた曲なので思い入れもありますし、大好きな曲です。気持ちを込めて踊りたいと思います。QUELLの曲では「NEMOPHILA」の振付が踊っていてすごく楽しいので、お客様と一体となって盛り上がれればと思います。

Ep9を経て、Ep10ではどんな柊羽を見せていきたいですか?

上山:Ep9では自分のことで精一杯だったんですけど、今回は2回目の「スケステ」ということで成長したところを見せるのはもちろん、話が違う分前回とは違う柊羽の一面をお見せできればと思います。個人的には、完璧な柊羽と人間味溢れる柊羽の両方がしっかりと伝わるように演じていきたいです。

公演を楽しみにしている皆様にメッセージをお願いします。

上山:いよいよEp10が始まります。前回初めて「スケステ」に出させていただき、いかにこの作品が愛されているかを身をもって知りました。だからこそ、「スケステ」を昔から応援してくださっている方、前回から観てくださった方、今回初めて観られる方。全員に楽しんでいただけるそんな作品にしていきたいと思います。「スケステ」がより多くの皆さんに愛されるよう、座組一同頑張っていますので、ぜひ劇場に観に来てください!

そして上山さん個人としては、ファンの皆様には2024年どんなことを楽しみにしていてほしいですか?

上山:多分、今までは役としての僕しか知らない人が多いと思うんですけど、ファンクラブも設立したということで、もっと素の部分も知ってもらいたいです。そしてそれを知った上で、また新たな舞台やいろんな役を観ていただきたいですね。
やっぱり僕は役者なので、何よりもまずは演じている僕、役者としての上山航平を好きでいてもらうことが大前提。何よりも作品を楽しんでほしいと思っているんです。素の自分というのはその先の話だと思うので、まずはいろんな役を演じている姿を観ていただきたいなと思っています。でも、もし仮に僕の素を知って「面白い人だな」と思ってもらい、そこを入り口に作品を観ていただけたならとても嬉しいですね。もちろん役者として良いものを見せないと応援してもらえないと思うので、応援して良かったなって思えるような役者になりたいです。

ありがとうございます。今後のご活躍を楽しみにしています。

上山:ありがとうございます! 頑張ります。

information

2.5次元ダンスライブ S.Q.S Episode 10 「月野奇譚 太極伝奇 -干戈騒乱-」

【日程】2024年1月19日(金)~1月28日(日)
【会場】東京・草月ホール

【脚本・演出】ふじわら

【出演】
【SolidS】
篁 志季 役:塚本凌生
奥井 翼 役:瀬戸啓太
世良里津花 役:阿部快征
村瀬 大 役:中山優貴

【QUELL】
和泉柊羽 役:上山航平
堀宮英知 役:藍沢晃多
久我壱星 役:瀬川拓人
久我壱流 役:北出流星

数寄川 零 役:三島 涼
高昕 役:成松慶彦



【チケット】
一般発売:発売中
イープラス

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※応募締切:2024年2月3日(土)23:59まで

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テキスト:田代大樹
撮影:平田景子
ヘアメイク:久慈真史

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