言わずと知れたSOPHIAのボーカリストであり、俳優としても幅広く活躍する松岡 充。そして劇団鹿殺しを率いる作家・演出家・俳優の丸尾丸一郎。音楽界と演劇界、異なるフィールドで活躍する二人が手がける演劇ユニット「vol.M」が、8年ぶりに再始動。
歌劇『UME -今昔不届者歌劇-』が2026年2月15日(日)から2月23日(月・祝)まで東京・サンシャイン劇場、2026年2月27日(金)から3月1日(日)まで大阪・クールジャパンパーク大阪TTホール、2026年3月7日(土)に和歌山・紀南文化会館 大ホールにて上演される。
徳川吉宗の虚像と現代の保険金詐欺事件が交錯するスリリングな世界観、そして“劇団鹿殺しテイスト”とも言える圧倒的なパッションに、期待が高まる。
2026年2月26日発売のSparkle別冊『Sparkle Annex vol.05』では、本作に挑む阪本奨悟、雷太、仲田博喜に話を聞いた。
誌面では撮り下ろしグラビアと共に、12ページに渡り3人の鼎談をたっぷりと掲載。
以下、『Sparkle Annex vol.05』掲載インタビューより一部を抜粋してお届けする。

interview
今作は2017年に上演されたvol.Mの旗揚げ公演『不届者』を土台とし、歌劇へと昇華させた新たなエンタテインメント作品です。
雷太 前回とはまた全然違うテイストになるんじゃないかなと思います。今回は歌劇ですし、セリフやシーンの描き方も変わってくるのでは。物語のベースは変わらないと思いますが、それが音楽監督のYOSHIZUMIさんの手で音楽になって、松岡さんがクリエイティブ面でも関わられて色々と試行錯誤されると思うので、きっとまた新しい形になるんじゃないかなと思いますね。
阪本 確かに。
雷太 現代の事件と徳川吉宗時代の復讐劇が絡み合う話なのですが、丸尾さんの手によって今と昔がリンクしてシームレスに行き来するような、面白い演出になるとのことで。そしてやっぱりパンクっぽいのが鹿殺しさんのテイストなので、今の時代に対する反骨心も感じられたり。

1993年6月13日生まれ、兵庫県出身。最近の主な出演作に、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ(堀川国広 役)、演劇調異譚「xxxHOLiC」 -續・再-(四月一日君尋 役)、舞台『マイホームヒーロー』(間島恭一 役)、朗読劇「世界から猫が消えたなら」(僕 役)など。2026年6月13日より舞台「鬼滅の刃」其ノ陸 柱稽古(竈門炭治郎 役)への出演を控える。X(Twitter)
仲田 台本の冒頭に書いてあったけど、いかがわしい能みたいなイメージらしいですね。とても新しい世界観だと思います。今の時代、こういうテイストの作品が減っている中で、丸尾さんはいい意味でずっと“劇団色”を貫いているのがすごい。どの作品からも“鹿殺しブランド”が感じられて。
阪本 今ってコンプラとかいろんなことを気にして、すごくオブラートに包みがちじゃないですか。8年前の映像を観させていただいたのですが、本当に平気でそういうことを……(口ごもる)。
仲田 どんなワードが浮かんでるの?
雷太 まあ、ここでは言えないようなワードだよね。
阪本 うん、そういうワードの羅列(笑)。比喩的表現でも何でもなく、ただそういったワードを置いていくみたいな。それって今の時代には結構リスキーだと思うんですけど、その潔さが爽快で。それこそパッションというか、時代の枷みたいなものを「跳ね除けてしまえ!」みたいなパワーを感じました。
更に今回は歌劇ということで、それが歌になった時にどんな攻めた楽曲が来るのか、すごく楽しみです。

1993年12月16日生まれ、埼玉県出身。最近の主な出演作に、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ(大典太光世 役)、ミュージカル『マリー・キュリー』(ルーベン 役)、R-System Cue.02「ホテルアルバトロス ~ 4 men in 1 room ~」など。2026年4月より「DURIAN DURIAN」、2026年6月よりCCCreation Presents「Burlesque KUROTOKAGE -after die- ~ new museum party ~」への出演を控える。X(Twitter)
日常ではなかなか表に出せない感情や、ちょっと生々しすぎるような衝動も、舞台という場所だからこそ思いきり表現できるのが演劇の魅力。そういう意味でも、役者の皆さんにとっては演じていて楽しい作品になりそうですね。
阪本 絶対楽しいと思います。
仲田 自由度高いですよね。僕はそもそも、やったことの無いタイプの役柄なのでそこがまず楽しみです。鹿殺しさん独特の世界観、理屈じゃなくてパッションでぶつかる感じ。「こういう風に演じようかな」と頭で考えていくだけじゃ通じないような何か、そういうものを体現できたらと思います。
雷太 振付を担当されるのが辻󠄀本(知彦)さんなので、僕はそこがすごく楽しみです。辻󠄀本さんは素晴らしい方ですからね。僕が前の作品(「ダリとガラ」(2023年))でご一緒した時は、踊りというか、身体表現においても嘘がつけないという印象で。「その表現で満足してるの?」って突きつけられる感じ。ダンサーとかそういう垣根を飛び越えて、“表現者”として舞台に立たされるというか。そういう面で辻本さんがこの作品にどう関わられるのか、本当に楽しみです。
阪本 僕は8年前の映像を観させてもらって、キャストそれぞれのアイデンティティを活かして作られている感じがすごくしたんです。それで言うと今回は真ん中の松岡さん、丸尾さん以外、ほぼ総入れ替えじゃないですか。となると、本当に全く違うものになるんだろうなとワクワクしています。

1987年10月17日生まれ、大阪府出身。最近の主な出演作に、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ(明石国行 役)、『ロボコォォォン!-ROBOT COOONTEST!-』(沢田舞石 役)、朗読劇「世界から猫が消えたなら」(親友 / 悪魔 役)、舞台『パリンドローム』など。2026年4月23日より、舞台「終遠のヴィルシュ -ErroR:salvation- Case. Yves」への出演を控える。X(Twitter)
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インタビュー完全版は『Sparkle Annex vol.05』にてお楽しみください。
information
VOL.M『UME -今昔不届者歌劇-』
[東京]2026年2月15日(日)~2月23日(月・祝)@サンシャイン劇場
[大阪]2026年2月27日(金)~3月1日(日)@クールジャパンパーク大阪TTホール
[和歌山]2026年3月7日(土)@紀南文化会館 大ホール
脚本・演出:丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)
振付:辻󠄀本知彦
主演:松岡 充
出演:街裏ぴんく、阪本奨悟、雷太/
Beverly、大平峻也、山田ジェームス武、藍染カレン、橘 輝/
仲田博喜/
丸尾丸一郎
公式サイト
X(Twitter)
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阪本奨悟×雷太×仲⽥博喜 掲載
『Sparkle Annex vol.05』発売中

阪本奨悟×雷太×仲⽥博喜
VOL.M『UME -今昔不届者歌劇-』
インタビュー+コラム&撮り下ろしグラビア
&読者限定 コメント+オフショット動画
雷太 掲載
『Sparkle Annex vol.04』発売中

川﨑優作×立花裕大×福井巴也×雷太
R-System Cue.02「ホテルアルバトロス ~ 4 men in 1 room ~」
インタビュー+コラム&撮り下ろしグラビア
&読者限定 コメント+オフショット動画
阪本奨悟 掲載
『Sparkle Annex vol.02』発売中

鈴木拡樹×阪本奨悟
舞台『マイホームヒーロー』
インタビュー+コラム&撮り下ろしグラビア
&読者限定 コメント+オフショット動画
credit
テキスト:田代大樹
撮影:松井伴実
スタイリング:MASAYA(PLY)
衣装協力=
[雷太]コート:ONENINE(Unscramble 03-4361-8562) Tシャツ:SMACK ENGINEER(Unscramble 03-4361-8562)
[仲田]Tシャツ:PROPA9ANDA(Unscramble 03-4361-8562) デニム:TOMWORKS(tomworks.official@gmail.com)
[阪本]ニット:PROPA9ANDA(Unscramble 03-4361-8562) しずくペンダント、チェーンペンダント:GODSIZE(Unscramble 03-4361-8562)
©︎オフィス鹿
