【松田 凌×相澤莉多】『Sparkle vol.49』対談企画「千両役者」延長戦

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互いを認め合う役者同士の対談企画「千両役者」。
企画第2弾には事務所「キャストコーポレーション」の先輩後輩であり、同じ作品で共演もしている松田 凌さんと相澤莉多さんにご登場いただきました。
話が盛り上がりすぎて、どうしても本誌に載せきれなかった対談部分をこちらに掲載!

(写真左)まつだ・りょう
1991年9月13日生まれ、兵庫県出身。最近の主な出演作に、DisGOONie Presents Vol.10 舞台「MOTHERLAND」(嬴政役)、ミュージカル・コメディ『恋のすべて』(テディ・モーリー役)、舞台「東京リベンジャーズ」-血のハロウィン編-(佐野万次郎役)など。2022年8月5日より舞台「漆黒天-始の語り-」、10月28日より音楽劇『まほろばかなた』(桂 小五郎役)への出演を控える。Instagram

(写真右)あいざわ・りた
1998年3月28日生まれ、埼玉県出身。最近の主な出演作に、演劇の毛利さん -The Entertainment Theater Vol.1「天使は桜に舞い降りて」(源九郎判官義経役)、舞台「東京リベンジャーズ」-血のハロウィン編-(三ツ谷 隆役)、舞台「紅葉鬼」~酒呑奇譚~(行成役)など。2022年7月5日より舞台『弱虫ペダル』The Cadence!(荒北靖友役)への出演を控える。Twitter

interview

事務所の先輩後輩であり、これまでに舞台での共演も果たしているお二人ですが、お互いに対しての思いは?

相澤:今回Sparkleさんで、凌さんと一緒に取材をやっていただけると聞いてめちゃくちゃ嬉しくて……本当にありがとうございます(深々とお辞儀)。

松田:ははは(笑)。ありがたいよね。

相澤:さっき凌さんにも言ったんですけど、超気合い入れて来ました。普段持たないのにハンカチ持ってきたり、めちゃくちゃ痩せてきたりして。それくらい、凌さんは大きな存在なんです。
正直、僕は“役者・松田 凌”しか知らないです。舞台の現場でしかご一緒はできてないですけど、でもふとした瞬間に出る人柄を見て尊敬していて……。まず何から話そう……もう色々あって!

松田:あははは(笑)。ゆっくりね。

相澤さんから松田さんへのリスペクトがひしひしと伝わってきますが、相澤さんが松田さんのことを「神様みたいだ」と言っていたのも印象的です。

松田:もう……良くないよ莉多(笑)。

相澤:でも神様だと思ってるのに、(小野)健斗さんに「神じゃないよ」と言われて……。

松田:ふふふ。近しい人間はそう言うだろうね。それこそうちの事務所の(橋本)祥平とか(有澤)樟太郎も付き合いが長いですが、僕のことを知っているという点では莉多は相当知っている方だと思いますよ。舞台「東京リベンジャーズ」中は結構話したし、僕をよく知ってくれている人の一人だと思いますけどね。
健斗くんの言う通り、僕は神なんかではないよ(笑)。むしろ逆で、人間臭さしかないです(笑)。

相澤:凌さんのこと、色々知ってるとは思うんですよ。でもそれはお芝居を観て知った部分が多くて。自分の中で、師範であり目標のような存在が凌さんなんです。だから最近少しずつ裏側の姿を知れてもっともっと尊敬して、どんどん加点されていくんです。色んなこと知るたびに「凌さんはこういうことを考えているからああいうことができるんだ」とか。
だから別に、健斗さんからの言葉や今の凌さんの話を聞いて「じゃあ神じゃないんだ」とはならないです。(松田さんをニッコリ見つめて)ならないっすよ!

松田:あはははは!

実は今回の取材で、相澤さんと「本当の松田 凌はどこにいるのか」という裏トークテーマを決めまして。

松田:何それ!? 難しいですね……。

相澤:大きく書いてくださいね? 「本当の松田 凌はどこにいるのか――」って(笑)。

松田:でもすでに自分の中での答えはありますよ。本当の松田 凌がいるのは、家族と一緒にいるときだけだと思います。

相澤:それは家族が一番裏切らない存在だからですか? それとも、それくらい自分が心を許す人がいないという?

松田:一人だけいるよ。宮崎秋人。彼だけですかね。
地元のツレも僕にとっては本当の親友だし、莉多が言ってくれたように裏切るってことを絶対にしない相手だとも思っています。でもなんかやっぱり、自分のことを産んでもらって30年間を見守ってくれている人と考えたら僕には家族しかいなくて。自分の人生において最も大事なものは一生変わらない。家族以外に無いです。
とはいえ、自分は内面を隠すタイプではないので、ほとんどの部分を周りの人にも見せているつもりなんですけどね。

相澤:……(うつむく)。

松田:ははっ。どうしたの?

相澤:僕、どんなに頑張っても家族にはなれないからなぁ……って(笑)。

松田:はははは! そうだねぇ……。すごくクサいし綺麗事かもしれないけど、キャストコーポレーションに所属している演者に対しては、何十年かかってもいいから家族のようになれればいいと思ってるんですよ。
この世界には莉多と同世代の役者さんも、同じくらいの経歴の人もいると思うけど、贔屓目に、というか……存在の大きさは全く違いますよ。言葉に言い表しづらいですけど、やっぱり莉多の方が何かあった時に庇いたいし、助けたいって思うから。そして逆に僕がそういう立場になったら莉多もそうであってくれたら嬉しいし。特別な思いはやっぱりあります。

相澤:僕も、事務所の先輩たち……(川隅)美慎さん、ゆづさん(星元裕月)、(伊崎)龍次郎さん、(瑞野)史人さんと共演させていただいて。皆さん裏表無くめちゃくちゃいい人だなって。

松田:そうだね! とんでもなく悪い奴が一人くらいいてもいいのにな(笑)。

相澤:特に龍次郎さん。今まで共演した中で一番“いい人”でした。人として憧れるというか、凌さんとは別ベクトルなんですけど、いい人だと感じたのが龍次郎さんで。

松田:いいねぇ……素敵じゃん。龍は本当にいい男だからね。

相澤:事務所に入った時の話や、マネージャーさんへの感謝の気持ちを教えてくださって。「事務所にたくさんの恩があるから、絶対に恩返ししたいんだよね」と言っていて。そういうことを僕に話してくれるのも嬉しいし、そういった気持ちを持ってやられているんだなって思うと本当に素敵だなって、龍次郎さんにも思いました。

松田:今度、龍に会ったら言おう。「素敵やん♪」って(笑)。聞けて良かった。

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松田 凌×相澤莉多 特別対談企画「千両役者」掲載
『Sparkle vol.49』発売中
Amazon商品ページ

内容:本文9ページ(対談+ソロインタビュー+コラム&撮り下ろしグラビア)
+巻末綴じ込み付録:松田 凌×相澤莉多ツヤツヤ厚紙2shotピンナップ

ゲーマーズ限定 松田 凌×相澤莉多撮り下ろしポストカード付

ゲーマーズ商品ページ(※オンラインショップでは特典付き商品取扱終了)

全3種・1冊につき1枚、絵柄を選べる形でお渡しいたします。
※特典は無くなり次第、終了とさせていただきます。ご了承ください。

credit

テキスト:田中莉奈
撮影:幸田昌之
スタイリング:MASAYA
ヘアメイク:齊藤沙織

衣装協力=【松田】サングラス:YUICHI TOYAMA(Eye’s press 03-6884-0123)
ブレスレット:GARNI(BLUE IN GREEN pr 03-6434-9929)
シューズ:Tomo&Co.(DICE&DICE 092-722-4877)
【相澤】パンツ:S.O.S. by Seiya Hagihara(080-5134-8484)
サングラス:YUICHI TOYAMA(Eye’s press 03-6884-0123)
イヤリング:DEAL DESIGN(BLUE IN GREEN pr 03-6434-9929)
バングル(各1点)、リング:GODSIZE(BLUE IN GREEN pr 03-6434-9929)
シューズ:Tomo&Co.(DICE&DICE 092-722-4877)
その他スタイリスト私物

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