【上仁 樹×工藤大夢】舞台『CharadeManiacs』【インタビュー&グラビア】

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2018年にオトメイトよりリリースされ、その後Nintendo Switch版やiOS & Android版など幅広く展開されている大人気乙女ゲーム『CharadeManiacs(シャレードマニアクス)』を原作とした、舞台『CharadeManiacs』が1月15日(月)まで神奈川・ラゾーナ川崎プラザソルにて上演中だ。
本作は2020年10月に上演された舞台の再公演。初演から続投となる明瀬キョウヤ 役の上仁 樹と、廃寺タクミ 役の工藤大夢に再演への意気込みを伺った。

本作以外でも共演の多い二人。互いの初印象についてや、俳優として感じる魅力についても語っていただいた。
笑いの絶えない和やかな空気感と、『シャレステ』に懸ける想いをぜひ感じてほしい。

(写真左)じょうにん・たつき
1991年10月31日生まれ、大阪府出身。最近の主な出演作に、2.5次元ダンスライブ「ツキウタ。」ステージシリーズ(皐月 葵 役)、ドラマ・舞台「信長未満 -転生光秀が倒せない-」(上杉謙信 役)、メロメロ活劇『忍び、恋うつつ ~猿飛咲助ノ巻~』(霧隠蔵人 役)など。2024年3月23日より、ミュージカル「DREAM!ing~FUN!:C’est la vie~」(白華時雨 役)への出演を控える。Twitter

(写真右)くどう・ひろむ
1994年4月27日生まれ、青森県出身。最近の主な出演作に、『あんさんぶるスターズ!THE STAGE』シリーズ(青葉つむぎ 役)、ミュージカル『ピオフィオーレの晩鐘』ロベルト・デ・フェオ 役、2.5次元ダンスライブ「ツキウタ。」ステージ第14幕 『Rabbits Kingdom Resurrection』(???(謎の男)役)など。2024年2月14日より、舞台『どうか、白き雷よ』への出演を控える。Twitter

interview

2020年10月に行われた初演を振り返ると、どんな思い出が残っていますか?

上仁:あの頃は新型コロナウイルス感染症による影響が出始めたばかりだったので、「もしかしたら公演が無くなるかもしれない」という不安もありつつの公演でした。なので自分たち役者としてのスキルを120%出せたかというと、もちろん出したつもりではいるんですけど、やっぱり実現が叶わなかった演出などもありましたし……。なので今回の再演ではそういった部分を再構築して、もっとしっかりしたものにしていきたいです。

初演時はマウスシールドを着けての公演でしたね。

工藤:そういえば着けてた!

上仁再演ではあれが無くなると思ったらめっちゃ楽じゃない!?

工藤:確かに! 僕はそもそも“再演”というものに出ること自体が初めてで。

上仁へぇー!

工藤:シリーズもので同じキャラを演じたことはあるんですけど、同じお話を演じるということは初めてなんです。『CharadeManiacs』初演は、僕にとってはデビューしてから2作目の出演舞台でして。そこから約3年後の再演ということで、初演から自分がどう変わっているのかが楽しみですね。周りのキャストも同じく続投の方が多いですが新しい方もいるので、また違った要素も出せたらいいなと思います。

上仁お客さんも初演は気軽に観に来られない方が多かったと思うんですけど、今回は観たい方が観られるような状況になったと思うので、その方たちの期待を超えるものを届けられるよう頑張りたいと思います。お客さんがこのお話の謎解きをより楽しめるような舞台になればいいですね。

工藤:せっかくやるなら初演とは違ったものを届けたいよね。

上仁初演は客席とステージの間に2メートルのスペースを取らなきゃならなくて。せっかく衣裳もメイクも素敵に仕上げていただいているので、今回はもっと隅々まで、2.5次元になった『CharadeManiacs』を観ていただきたいですね。「ウィッグにもちゃんとアホ毛があるんだー!」とか(笑)。

工藤:あはははは! めちゃくちゃ再現度高いですからね。

上仁そういう細かなところまで全部含めてのチケット代だと思っているので、お客さんが楽しみたいだけ楽しめる舞台になったらいいなと思います。

初演をご覧になった方も、また新たな視点で楽しんでいただけますね。

上仁2回目でも絶対楽しいと思います!

工藤:初演を観たからこその楽しみ方もあると思います。特にこの作品って観返したら「ああ、そういうことだったんだ!」っていうのがめちゃくちゃある舞台なので。

目まぐるしく複雑な展開を見せる『シャレステ』。さらにキャラクターが情報班、掃除班、調理班と3つのチームに分かれて演じる回替わりシーンもありましたし、特に舞台出演2作目の工藤さんにとってはかなりハードルの高い挑戦だったのでは?

工藤:そうですね。回替わりシーンで言うと、それぞれ全然雰囲気が違うチームなんですよね。特に(工藤演じるタクミが所属する)調理班って一番ほんわかしてるんじゃないかなと思っていて。自分の演じるタクミもそうなんですけど。まあ……多分、一番大変なのはヒロイン役の方なんですけど(笑)。

上仁3パターン覚えないといけないからね(笑)。

工藤:今回も調理班の、ほんわかした仲の良さみたいなものを出していければと思っています。初演を経てキャスト間の仲も深まってるしね。調理班は全キャスト続投なんですよ。なのでより楽しい回替わりにできたらいいなと思っています。

上仁さんは座長という立場ですが、今回の再演へ向けての意気込みは?

上仁初演時は、結構みんなセリフ量も多いですし、題材も難しいので大変だった記憶があって。でも今日、久しぶりにこの衣裳を着てみたんですがスムーズに役に入ることができて、やっぱり初演時に行った役作りが残ってるんだなと感じたんです。そういう意味では、続投組は多分みんな役が馴染んでいると思いますし、新キャストの方は多分初演の映像を観てから稽古場に入っていると思うので、作品に対しての理解度はより深まった状態で届けることができるんじゃないかなって思います。台本を読んで、原作ゲームをやってから入る方もいるだろうし。

工藤Nintendo Switchやアプリ版も出てるしね。

上仁そう! 俺もSwitch版やったもん。まずは自分たちキャストが作品を理解することが、お客さんに届ける上で一番大事なポイントだと思うので、そういう意味ではより深く届けることができるんじゃないかなって思っております。

お二人は『シャレステ』以外にも、2.5次元ダンスライブ「ツキウタ。」ステージなどで何度も共演されていますよね。

上仁舞台「滄海天記」でも一緒でしたね。

工藤僕、樹くんとの共演がめちゃくちゃ多いんですよ! もしかしたら一番共演している人かもしれない。

上仁マジ!? 俺は(凝部ソウタ 役の)白石康介との共演がめっちゃ多い! いっつも面倒見てるもん!

工藤あははははは! 僕の事務所の先輩なんですけど(笑)。

『シャレステ』初演がお二人の初共演かと思いますが、お会いした時の印象などは覚えていますか?

上仁大夢がこんなに喋る人だとは思わなかった! 昔は全然喋らなかったもん。

工藤確かに昔はそうでしたね!

上仁「滄海天記」で大夢に久しぶりに会って、「えっ、めっちゃ喋る子じゃん!」って思った。

人見知りもあったのでしょうか?

工藤それもありましたね。僕の樹くんへの初印象は「明るい」でした。明るいし、現場でもすごく和ませてくれるし。

上仁えっ、そんな場面あった?

工藤ありましたよ! というか、ずっとそうじゃないですか?

上仁それはただイジられてるだけだから! 怒んないことをいいことにね(笑)。

工藤いやいや(笑)。樹くんがいると空気が和みます。

役者として、お互いに「ここがすごい」と思うポイントは?

上仁大夢は声が聞こえやすい。お芝居していてもめっちゃ聞こえやすいんですよ。「ちゃんと伝えよう」という声の届け方をしているんです。元々、声優の学校に行っていたというのもあるのかな。声だけでも人に伝えられる技術があった上で、舞台に立った時にはちゃんとその声とリンクするお芝居をするので、しっかりと人に伝わるお芝居になっているんです。そこはすごくうらやましい部分でもありますね。「ツキステ。」の時の声と『シャレステ』の時の声、全然違うもんね?

工藤全然違いますね。

上仁そこもすごいな、いいなって思うんですよね。

工藤ありがとうございます。僕は初対面がキョウヤ 役の樹くんだったので、もう樹くんイコール“THE主人公”ってイメージだったんです。でもその後「滄海天記」や「ツキステ。」で主人公以外の役を演じている樹くんも見て、当たり前なんですけど全然違う役をちゃんと演じ分けていて。それぞれの役をちゃんと捉えて演じているように感じて、すごく素敵だなと思いましたね。

上仁嬉しいですね、そう言われると。

工藤でもやっぱり、僕の中では樹くんは主人公感があるなって思います。

上仁本当ですか!? やっぱり最初のキョウヤ 役の印象が強いのかな?

工藤そうそうそう! そのイメージが強いから、やっぱり樹くんは主人公がしっくりきます。

上仁キョウヤって役が本当にヒーローみたいな感じだもんね。だから、皆さんのヒーローになれるように頑張ります!

最後に、『シャレステ』再演を楽しみにしている皆様へメッセージを。

工藤再演という形で『シャレステ』をもう一回届けられる、もう一回タクミを演じられるなんて思ってなかったので、正直すごく嬉しいです。あれからSwitchやアプリでも原作ゲームが遊べるようになったということもあり、きっと注目してくれているお客さんもいっぱいいると思うので、やるからには初演よりもっといいものを届けたいと思ってます。頑張ります。

上仁本当にその通りで、『シャレマニ』自体がとても長く愛されているコンテンツで。乙女ゲームの中でもこんなに長く愛され続けている作品ってすごいと思うんですよね。なので僕たちも舞台版『CharadeManiacs』として、これまで作品を支えてくださったファンの方の気持ちをしっかりと受け継いでいければと思っています。
どうぞ応援の程よろしくお願いします。

information

舞台『CharadeManiacs』

【日程】2024年1月11日(木)~1月15日(月)
【会場】神奈川・ラゾーナ川崎プラザソル

【原作】『CharadeManiacs』(アイディアファクトリー)

【脚本】伊藤マサミ
【演出】野元準也

【出演】
明瀬キョウヤ 役:上仁 樹
萬城トモセ 役:三原大樹
茅ヶ裂マモル 役:小林 涼
陀宰メイ 役:高士幸也
獲端ケイト 役:荒 一陽
双巳リョウイチ 役:小谷嘉一
凝部ソウタ 役:白石康介
廃寺タクミ 役:工藤大夢
射落ミズキ 役:汐月しゅう

瀬名ヒヨリ 役:谷尻まりあ

ディレクター 役:田中雄飛

アンサンブルキャスト:飯山真衣、竜崎新大

【チケット】
当日引換券が好評発売中(開演の3時間前まで)
カンフェティ

【配信】
2024年1月6日(土)18:00 プレイベント
2024年1月11日(木)18:00公演(情報収集班ルート)
2024年1月15日(月)12:00公演(掃除班ルート)
2024年1月15日(月)17:00公演(調理班ルート)
カンフェティ

srotastage.jp/charade_maniacs_stage
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テキスト:田代大樹
撮影:平田景子
衣裳:小泉美都、鶴岡寛恵
ヘアメイク:工藤聡美

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