ドラマCDから漫画や小説へと広がり、昨年1月にはTVアニメSEASON1が放送、現在はSEASON2が絶賛放送中のメディアミックスプロジェクト『HIGH CARD』がついに舞台化!
物語は、主人公のフィン・オールドマンが、エクスプレイングカードによって異能力を与えられた“プレイヤー”たちのとある任務に巻き込まれてしまうところから展開する。
国王の命により、国中に散らばったカードを回収する集団“ハイカード”として任務を遂行する、とある組織の仲間入りを果たしたフィンが、自分の教育係となったクリス・レッドグレイヴとバディを組み、カードの回収任務に奮闘する姿を描いていく。
「Sparkle web」では、世渡り上手な色男・クリスのアニメ版キャストである増田俊樹と、舞台版キャストの丘山晴己によるSP対談が実現! それぞれの役者的視点でクリスの魅力について語ってもらった。
4年ぶりの再会とは思えないほどの盛り上がりを見せた対談をたっぷりお届けする。
interview
本作のテーマや魅力をどのように感じていますか?
増田:1話からカーチェイスがあったりカジノのシーンから始まったりと、ポップさの中にダーティー感もあって、子どもの頃に憧れていた“大人のかっこいい部分”と、大人になっても楽しめる場面がたくさん散りばめられた作品だなと。そしてすごくシンプルなストーリーだからこそ、いろんな人がいろんな角度から楽しめる良さがあると感じています。アニメの作中は抽象的な表現も多い印象がありますが、決して説明不足じゃないというか、しっかりと観ていれば気付けるようなファクターが散りばめられていて、役者としてもすごく楽しめる作品でした。
丘山:一番最初にアニメを観た時は、とてもスタイリッシュな作品だなと感じました。こういうスタイリッシュな感じを2.5次元舞台で表現することってあんまり無いんですよね。“必死に戦っている”というよりも“スタイリッシュさ”を作品のテーマとして考えると見え方も変わってくるんだろうなと思います。立ち姿一つとっても楽しみな作品ですよね。何気ない瞬間の仕草とかもスタイリッシュにできたらいいなぁ……とか。
あと、やっぱり僕の演じるクリスはまっすー(増田俊樹)がやっている役ということで。以前、共演させていただいたことがあるんですけど、知り合いが声を当てたキャラクターを演じさせていただくということは初めてなんです。
増田:なかなか無いですよね!
丘山:なかなか無い! だからすごく嬉しかったのと同時に、「まっすー、すごいんだな」って思いました。
増田:ありがとうございます。
丘山:本当に!
増田:(丘山さんから目線を逸らし)嬉し、恥ずかし……。
丘山:恥ずかしいとね、すぐいじけちゃうから。
増田:そう。いじけちゃうし、いじっちゃう。「本当は対談したくなかった」とか言っちゃう(笑)。
丘山:ははは(笑)。でも、晴ちゃんとだったらいいでしょ?
増田:初対面じゃなかったし、僕の本音の部分をぶつけてもそんな悪い感じに受け取らない人だっていうのが分かってるから、こんなことも言えるんですよ。
丘山:でも確かに、僕も自分がやってた役を卒業して、新しいキャストにバトンタッチする時はやっぱりちょっと複雑な気持ちだった。そういう感覚と近いのかな? でもね、別にまっすーは卒業なわけじゃないから。
アニメは引き続き2期もありますもんね。
丘山:ね! そうそう。
増田:だからもう、取り合いですよ。リアルタイムでクリスの取り合いです。まぁ、ライバルですね。
丘山:じゃあ“クリライバル”で。
増田:クリライバルです。
丘山:まっすーと晴ちゃんは、クリライです(笑)。
おっしゃるとおり、同時期にアニメ2期の放送と舞台の上演が重なっているので、お互いのお芝居を観ることができますね。
丘山:あっ、そっか!
増田:俺、観に行くかなぁ? どうかな?
丘山:まっすー、観に来るでしょ?
増田:ここまで言ったら、ちょっと観に行かなきゃですよね~。スケジュールさえ合えば。
丘山:スケジュールさえ合えば、なの?
増田:俺、ほんとは悔しくて観に行きたくない(笑)。0%だったら観に行きますよ。でも、1%でも自分がそこに立っている可能性があるものは、悔しくて観に行けないです。
丘山:そりゃそうだよね。
増田さんはクリスを演じる時に意識されていること、丘山さんはこれからご準備されるにあたって意識したいことを教えてください。その中で、クリスをどういう人物と捉えていらっしゃるかについてもお聞かせください。
増田:オーディションの段階から、きっとクリスという人間は傍目からみればかっこいいけど、すごく近いところで見るとちょっとめんどくさくて、でも一旦離れてみると頭の隅から離れない印象的な男というイメージがありました。じゃあ本人はどうなのっていったら、自分で自分のことを完璧には把握してないけど、人とのコミュニケーションを一人ずつ全部変えていて。そこに辟易もしつつ、“そうやって生きていくしかないよな”っていう、ある種ウエットでドライな人間なんじゃないかなと。僕はオーディションの段階から、彼を演じるんだったらそういう風に演じた方がかっこいいし魅力的かも、と思って臨みましたね。
丘山:なるほど!
増田:で、そこから変わらずにやって来られました。
丘山:僕も全く一緒です!
増田:まだやってないじゃん!(笑)
丘山:あははは! でも本当にそれはすごく感じたし、まっすーが演じてくれたからこそ、クリスの上辺なところとそうじゃないところの差がすごく魅力的に感じたんですよね。クリスのチャラいところが仮面だという部分はやっぱりしっかりと演じていきたい。僕もそうやって演じてみせたいし、話が進むにつれてそれがだんだんと見えてくるような感じにしたいなって。舞台で演じるのがすごく楽しそうなキャラクターだなと思ったので、そういう部分で見せていって、クリスの命を吹き込むことができたらなと思っています。
今では“クリライ”なお二人ですが、初共演時の第一印象は?
丘山:多分ね、第一印象はめちゃくちゃだったと思うんです。
増田:めちゃくちゃだったかも。「やべぇ奴いる」って。でも先輩ですから、そんなストレートに言いませんけど。
丘山:いや言ってる言ってる!(笑) でも、まっすーはずっと理解しようとしてくれていたんだよね、俺のこと。
増田:晴さんがこうやって掴みどころのない人間性で現場で立ち振る舞っていても、芯が無い人ではないというのは分かっていたから。
丘山:嬉しい……!
増田:だからコミュニケーションを取り続けられたんです。それに僕ら後輩に対しても懐が深い人なので、僕もこうやってちょけられるというか。で、それを倍になって返してくるっていう。
丘山:ははは! 倍はいらなかった?(笑)
増田:いやいやいや、倍が嬉しいんです。“これこそ丘山晴己”というのがたった一つの舞台で分かったし、パワーのある役者だなって思っていました。だから今日も4年ぶりに会ったんですけど、いろんな人に「仲良いんですか?」って聞かれて。仲がいいエピソード一つも無いのに……(笑)。
丘山:だから“ひげ剃り”があるって!
増田:それしか無いじゃん! しかもそれ、4年前じゃん! 仲良い人となら4年の間に何かあるでしょ!
丘山:だって絶対ひげ剃りお揃いにしないもん!(笑)
増田:ふふ(笑)。それでもこうやって受け入れてくれて、こうして話を広げてくれるところに懐の深さを感じますよね。二人の対談がこういう風に成立しているのは、晴さんのおかげだと思っています。
4年ぶりとは思えないですね。
増田:だから僕は飛び込んでみたんですよ。どうなっているのかなって。
丘山:なるほどなるほど。変わってなかった?
増田:変わってなかった。もちろんステージに上がれば、役者としての表現力のパワーアップは十二分にしていると思うんですよ。でも人間性は、歳を取れば取るだけ変わらないことがある種の強みなので。それは本当にうらやましいと思いましたね。
丘山:ありがとうございます。まっすーは怖い人なのかな?って思っていたんですよ。僕はアメリカにいたから上下関係とかが無くて。先輩後輩っていう概念が無い状態から来たので、「まっすーってストイックだし厳しい人なのかな」って思っていたのね。声優さんなのに芝居も殺陣も全部できる、さらに歌も歌えるんだからすごいなと思っていました。だってそれってズルじゃん、ね? それを全部持ってる方なんてなかなかいないから、すごくリスペクトしてました。
増田:ありがとうございます。僕もリスペクトしてますよ♡ ふふ。
丘山:あー! 笑ってる!
増田:そんなことないって!(笑)
ではクリスのお話に戻りまして。増田さんが舞台版で期待しているクリスのシーンや、こういうことをやってほしいなと思うところはありますか?
増田:僕は2.5次元舞台がどう進化しているか、その隆盛の過程までは追えていないのですが、さまざまな表現をものすごく上手に観客に伝えることができる力を持っていることを知ってるから、心配はしていないんです。だから1点、クリスにとって大変だろうなというシーンを、晴さんが頑張って演じてくれれば嬉しいです。
丘山:どれだろう?
増田:腕を毎回切り落として、それで自己再生して「うわー!」って言ってもらいたいな(笑)。そして、“これは丘山晴己にしかできなかったんだな”ってなりたい。
丘山:やばいね、それ(笑)。面白い!
増田:そこを「演出だな」と思えないくらい没入させてもらいたい。クリスの“カロリーズハイ”という能力を、「ステージでここまでできるのか」と提示して納得させてほしい。
丘山:パフェもね。
増田:パフェもですね! クリスはカロリーを摂らなきゃいけないので、摂っているというテイを台本上に落とし込むのは簡単なんですけど、やっぱり舞台ではそれをお客さんの目の前でやって「マジでやってるの?」ってワクワクさせてほしいから、それを観たいなっていうのはあるかなぁ。
丘山:でも面白いね。こっちでは別の芝居してるのに、あっちではクリスがカフェでずっとパフェを食べてるの。
増田:しかもそれが当たり前に繰り広げられてるっていうね。
丘山:それはちゃんとやりたいな。
増田:そしたら、初日と千秋楽を観に行きますよ。
丘山:頑張ります。
増田:「うわー! 太ったなぁ」って言うから(笑)。
丘山:「パチパチじゃねぇーか!」って?(笑)
増田:それも生モノで面白いですけどね。
丘山:「頑張ったんだね」って言ってね。
丘山さんは、アニメ版のクリスの好きなところを挙げるとしたら?
丘山:例えば男の子、女の子、フィンに対して……とか、その時コミュニケーションを取る相手によって語尾のニュアンスとかが変わっているんですよね。
増田:嬉しい、変えてた。
丘山:そこが魅力的だし、そこを知りたいなって思っていたんです。どういうフォーマットでやっていて、どういうニュアンスでやってるのかなって。妹に対しての口調と女の子に対しての口調とか、違いが明確に見えたんですよ。そこを自分の芝居の中にもニュアンスとして入れたいなって思ってます。
増田:嬉しいっすね〜! そこを感じてもらえないと、1期のクリスとしての面白みはなかなか感じられないんじゃないかなって思うので。全部が嘘ですからね。
丘山:そうですよね、嘘だからできるのかもしれない。
増田:嘘をつくことが、本音になるんじゃないかな。
丘山:なるほど! 嘘が本音なんだね!
増田:なんか嫌だなー! 知り合いとやるの、嫌ですね……。
丘山:そう? 俺はすごく嬉しいけど。
増田:嬉し恥ずかしがあるから。
丘山:でも先に演じたまっすーを追う分、僕の方が大変ですよ。プレッシャーもあるし。
増田:こういうこと言うと語弊があると思うんですけど、追いすぎないでほしいんですよ。僕がやった役をステージ化したときに、僕を追わないでほしくて。やっぱり本が原作だと思うし、そこから舞台の演出家が作る「HIGH CARD」はアニメとは絶対に同じようには作れないと思うの。
丘山:確かにね。
増田:でもその中で、「丘山晴己がやって良かったな」って思えるクリスが観たいから。
丘山:任せてください。
増田:まあ多分、そんなこと言わなくても出ちゃうんですけどね。晴さんはそれが出ちゃう人間だと思うから。
丘山:我慢してる時ほど出ちゃうんで(笑)。
増田:絶対そっちの方向じゃないだろう、という役の広げ方をしていくのに、整合性が取れているから怖いんですよ。だから僕は大丈夫だと思っています。
丘山:ありがとうございます! 僕はいつも「核心を見つけたい」って思っていて、それを見つけるのが2.5次元舞台をやるときのやりがいなんですよね。核心を見つけられたらふざけることもできるし、「そんな行動取ってないじゃん」って思われてもキャラクターをキープできるから。その核心を見つけることが楽しみでもあるので、頑張りたいです。
舞台だからこそ、これはできそうだと思うことは?
丘山:やっぱり映像では見えていなかった部分を広げていけるのは舞台ならではなので、舞台だからこそできる描写を丁寧に作っていきたいなと思っています。それこそ本編には無いけど、別のキャラクターが芝居している間もずっと後ろでパフェを食べていたり、食べ終わったタイミングで女の子を口説き始めたりしても良いと思うんだよね。
増田:いいね~! アニメでは“ファクターとしてのパフェ”が出てくるので、出てきてからすぐ食べ終えて次!っていう風に、かなりスピーディーに描かれるんですよ。そういった意味ではパフェを食べている時間というのがどう使われているのかを楽しめるのは、もしかしたら舞台だけかもしれない。
丘山:あぁ、なるほど!
増田:舞台を観に行ったら、俺ずーっと晴さんしか見てないと思う。
丘山:緊張するじゃんそんなの! うれぴー!
増田:行くとき絶対に「俺、今日行きます」って言ってやろ〜!
丘山:やだやだやだ! え、連絡先変わってないの?
増田:変わってないです。
丘山:ヤダァ(笑)。ドキドキとうれぴ!
増田:本当にこの感覚は初めてだな。
丘山:そっか。これまでもたくさん、自分が演じたキャラクターが2.5次元舞台化されてるもんね。
増田:たくさんあって、そのたびにふつふつと悔しさを感じてますね。やっていた人間だからこそ忘れたくないなって思いもあるし。
丘山:オリジナルですもんね。2.5次元舞台を作る側からすると、先に役を演じている人はいて当たり前になっちゃうから。
増田:リスペクトですね。だからこそ、同じ役をやる役者さんにも「負けたくない」って思っていてほしい。「アニメで先にやってても、俺の方がこの役上手く演じてやれるよ」みたいな思いでいてほしいんですよ。
丘山:そうだね。僕これまで、諏訪部(順一)さんの役を演じることも多かったんですよね。
増田:あ~ぴったしだ! 諏訪部さんも結構、妖艶で掴みどころのない役が多いから。晴さんからにじみ出るキャストとしてのパワーがそこに引き寄せられるんだと思います。
丘山:そうなのかな? 光栄です。まっすーも諏訪部さんもスーパースターなので。
増田:いやいやいや! でも本当にどの役もぴったしだなって思います。色々とぶっ飛んだことをやっても大丈夫な、その選択肢が取れる強みがあるんですよね。今回はその“元役”をやれたっていう嬉しさがありますね。自分もそういう掴みどころがないヤバい男をやりたいと思っていたんです。クリスというキャラクターからにじみ出る“それ”に丘山晴己さんがキャスティングされたってことは、もしかしたら僕の見立ても、欲も一緒だったのかもしれないなって思う。
丘山:えー嬉しい!
お二人とも役へのリスペクトをすごく感じるのですが、原作に対しての距離感や挑み方、演じるキャラクターを構築する際に一番大事にされていることは?
丘山:僕はやっぱり、さっきも言った通りパワーコア(=核心)です。例えば悪者をやるにあたっては悪者を演じようとするんじゃなく、そのキャラクターにとっての正義や信じているもの、幼少期に何があったのかなど……そういうところを自分自身と照らし合わせてコネクションしていくことを一番大事にしています。
増田:もちろん今、晴さんが言った通り、役作りの上では僕もそうなんですけども。さまざまなアニメをやる上で原作のコミックや小説があって、そのファンの人たちに喜んでほしいという思いもちろんあるんですけど、一番最初に生み出した“親”である原作者が悲しむような作品にだけはなってほしくないなと思っているんです。それだけは忘れたくないなと思いながら作品に関わらせてもらっていますね。
丘山:素晴らしい。
増田:やっぱり枝分かれして変わることもあるじゃないですか。違う監督が作れば同じ原作でも毛色が変わってくるし、そのとき監督が作りたいものにしっかり応えるのが役者だから。だけどその先にいる原作者が悲しむことはしたくないなと。
丘山:うん。お互い、素敵なものを作っていきたいね。
column
意外な共通点
クリスにはパフェなどのハイカロリーな食事が必要ですが、お二人が疲れた時、“自分にはこれが必要だ”と思うものを教えてください。
丘山:僕はね、ポテチがあれば生きていけるんですよ。
増田:やばい、ちょっと近いかも。今、家に2箱くらいポテチ届いてるんだよね。
丘山:どういうこと(笑)。
増田:通販で頼んで、家に20〜30袋のコンソメ味のポテチがある。
丘山:やばいじゃんそれ、俺大好き!
増田:俺も大好き!
丘山:一緒だ一緒だ! 俺、多分ポテチ病で。1日1袋食べないと精神崩壊するんですよ。
増田:よくその体型を維持できるね!
丘山:ポテチしか食べない日もありますから。
増田:俺は食事も摂るしポテチも食べるから……。ポテチは自分の中での清涼剤かもしれないです。昨日も疲れて仕事から帰ってきて、焼き肉とかカレーとかガッツリしたものを食べたいなと思いながらも、答えが見つからなくて。結局適当に食事はしたんですけど、その後ポテチをボケーッと食べてて……。
丘山:それはもうあれですよ、ポテチ病です。
増田:ポテチ病ですか。
丘山:診断です!
増田:なんだよ「診断です」って(笑)。
丘山:1袋食べる時間ってどれくらい?
増田:俺、一瞬かも。
丘山:一瞬! はい、ポテチ病です!
増田:だから気を付けてて、「1日5枚まで」とか決めてるの。
丘山:よくできるね、そんなの! ストイックすぎる!
増田:できないよ! だからもう1個壁を作って、家の中で一番めんどくさいところ(棚)に放り投げておくの。
丘山:あははははは!
増田:それでも取って結局食っちゃうんだけど(笑)。でも俺、すぐ太っちゃうから。
丘山:え~ほんと? まっすー痩せたと思ったけどな。
増田:舞台の時よりは痩せました! でもポテチ病ですから。
丘山:僕に関しても自分でポテチ病と診断してるので、同じなんですよ。でもね、一つだけ逃げ道を見つけたの。まずご飯前にポテチを食べるでしょ? で、その後にすぐご飯やスープを胃に入れたら、それはポテチじゃなくてポテトに変わるの! だからスナックじゃなくなるんだよ。
増田:ならねぇよ! 後ろの成分表見てみろ!(笑)
丘山:ポテチ食べた後にブロッコリーとか食べたら、ポテトサラダに変わるから。
増田:いや〜話聞いてたら、クリスにピッタシだ! こんな人、ほかにいないよ! でも、丘山晴己はそれでいいんだ。
丘山:いいんですか?
増田:いいんだよ。俺は太るからダメだけど。しかもこの歳になって、子供の頃ぶりにコンソメにハマってしまって。
丘山:分かる!
増田:途中までは「うすしお」がかっこいいと思ってたのにさ、いつからかコンソメになってて。しかも今、コンソメ3.5倍のメガトンパンチっていうのがあって……知ってる?
丘山:それ知らない! めちゃくちゃ美味しいでしょ。
増田:最近それを知っちゃって、箱買いしたんだよね。本当に良くない……。
もしかしたら“丘山さん仕様”ということで、今作の舞台上にはパフェではなくポテチが用意されているかもしれないですね。
増田:やばいってもう〜!
丘山:永遠に食べれる!
増田:絶対笑っちゃうって!(笑)
丘山:「あいつほんとにやってるわ!」って?
増田:「原作通りパフェ食えよ!」つって(笑)。
丘山:でもそれはアリかもしれないですね。コンソメとサワークリームオニオンを交互に食べたい! あと、海外のレーズン味も好きです。味が超濃いから。
増田:うわっ!
丘山:「うわっ!」とか言って好きでしょ?
増田:好きだけど……!
丘山:あはははっ。最高!
information
HIGH CARD the STAGE – CRACK A HAND
【日程】2024年1月19日(金)~1月29日(月)【会場】東京・シアター1010
【原作】TMS・河本ほむら・武野光「HIGH CARD」
【演出】山本一慶
【脚本】西森英行
【音楽】ただすけ
【出演】
フィン・オールドマン 役:赤澤遼太郎
クリス・レッドグレイヴ 役:丘山晴己
レオ・コンスタンティン・ピノクル 役:石橋弘毅
ウェンディ・サトー 役:七木奏音
ヴィジャイ・クマール・シン 役:松田 岳
ノーマン・キングスタット 役:久保田秀敏
ボビー・ボール 役:里中将道
ミシェル・レッドグレイヴ 役:行天優莉奈
チェルシー・ハモンド 役:明音亜弥
バーナード・シモンズ 役:萩野 崇
志村倫生、永咲友梨、岡本和樹、若林佑太、神谷亮太、竹内一喜、関 修人
アンダースタディ:小川丈瑠
【チケット】
一般発売中
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※応募締切:2024年1月29日(月)23:59まで
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※Twitter(X)の仕様が変更された場合、上記規約を変更する可能性がございます。予めご了承ください。
check
丘山晴己 掲載
『Sparkle vol.49』発売中
credit
テキスト:田中莉奈
撮影:平田景子
スタイリング(丘山):西川志都(Tatanca)
ヘアメイク(丘山):GLEAM
©︎TMS/HIGH CARD Project ©︎HIGH CARD the STAGE Project