毎週日曜に放送中の、日本・シンガポール外交関係樹立60周年記念ドラマ『SQUALL』。
日本とシンガポールを舞台に、記憶を失ったサクラ(莉子)と、彼女の恋人・瑛太(吉澤要人/原因は自分にある。)、そしてサクラの失われた記憶の鍵を握るルン(グレン・ヨン)を軸に、複雑に交錯する人間関係と繊細な愛を描くラブストーリーだ。
全話にわたってシンガポールでのロケをメインに撮影した本作では、複雑に交錯する人間関係や、記憶を取り戻すための手がかりが散りばめられた物語はもちろん、美しい街並みや現地の食文化も見どころとなっている。
前編に続き、後編となる今回は、サクラ 役の莉子と瑛太 役の吉澤要人にお互いの印象や、共演を通して感じた魅力、撮影現場での心温まるエピソードなどをたっぷりと語ってもらった。
更に、物語に散りばめられた伏線や、シンガポールならではの楽しみ方についても注目。
二人の和やかな掛け合いと共に、作品への期待を膨らませてほしい。

2002年12月4日生まれ、神奈川県出身。ドラマ『ブラックシンデレラ』(ABEMA)で初主演を務め、その後も『SHUT UP』(テレビ東京系)、『119 エマージェンシーコール』(フジテレビ系)など話題作に出演。主演映画『違う惑星の変な恋人』では、第38回高崎映画祭で「最優秀新進俳優賞」を受賞。10月26日スタートの夜ドラ「青の花 器の森」(NHK総合)への出演を控える。X(Twitter)
よしざわ・かなめ(写真右)
2003年7月12日生まれ、東京都出身。最近の主な出演作に、ドラマ「親友の「同棲して」に「うん」て言うまで」(横井 湊 役)、ドラマ「「デス(青春)ゲーム」」(森崎トオル 役)、ドラマ「スピナーベイト」(高橋泰人 役)など。ダンスボーカルユニット「原因は自分にある。」のリーダーとして活動中。X(Twitter)
interview
お二人は今回、恋人役を演じられていますが、共演は初めてだったのでしょうか?
莉子 実は2回目なんです。
吉澤 以前、別の作品で共演させていただいたことがあります。
莉子 前回は本当に一瞬しかご一緒していなかったんです。今回の衣装合わせの時に、監督から「二人は共演したことがあるの?」と聞かれたんですが、思い出せたのが「好きな食べ物は『タコライス』って言ってました」ということぐらいで(笑)。
吉澤 (笑)。
莉子 振り返ってみても、本当にそれぐらいしか情報が出てこないほど、前回はお話しできていなくて(笑)。数少ない会話の中で、なぜか好きな食べ物の話だけをして、それだけ記憶に残っていたぐらいの交流だったんですよね。
今回初めてしっかりとご一緒して、本当にたくさん支えていただいたなと思います。シンガポールはお互いに初めて訪れる場所だったので、「お互いに支え合っていきましょう」という“仲間感”がすごくありました。
実年齢では私より年下なんですけど、すごくしっかりされていて、本当に何度も助けていただきました。
吉澤さんは改めて莉子さんと共演してみて、いかがでしたか?
吉澤 共演は今回で2回目なんですが、僕が所属しているグループのメンバーが莉子さんと何度か共演していることもあって、自分の中では勝手に、初めてではないような感覚があったんです。前回お会いした時は撮影時間も短く、人見知りしていたんですけど、今回は2回目だったので、自然にお話しすることが出来ました。
莉子さんがおっしゃってくださったように、僕もすごく支えていただきましたし、改めて『SQUALL』という作品の主演が莉子さんで良かったなと思いました。
莉子 いえいえ。
吉澤 主演としての立ち振る舞いというか、すごくかっこいい背中を見せていただいたなと思います。この作品は、サクラがほとんど出ずっぱりなので、毎日撮影が本当に大変だったと思うんです。それでも休憩時間には普通に楽しくお話ししてくださって。僕が何を言っても笑ってくださるので、「あれ、僕ってそういうキャラだっけ?」みたいな感覚になって、ちょっと自分を見失う時間でもありましたね(笑)。
莉子 なんでよ! 吉澤くんは……“おもろい人”なんです(笑)。
吉澤 あははは!
莉子 私の中では、吉澤くんの言動がすごくツボなんですよね。本人は別にウケを狙っているわけではないんですけど、天性の面白さを持っている方だな、という印象です。
吉澤 そんなはずではなかったのに……(笑)。


具体的にはどういったところがツボなんでしょうか?
莉子 あくまでもご本人は真面目なんですよ。至って真面目で、まっすぐで、優しいんです。でも、それがすごく面白い時があって。例えば、今回共演したグレンって、めちゃめちゃマッチョなんですね。しかも、すごく健康的な生活を送っているんです。
一方で、吉澤くんは自分でもおっしゃっていたんですけど、小麦、パンとかが大好きで、めっちゃ食べちゃうし、トレーニングもそこまでしていなかったらしいんですよ。それが、今回の撮影期間中にグレンに感化されちゃって、今めっちゃトレーニングしているらしいんです。これ、公開OKの話?
吉澤 大丈夫です(笑)。
莉子 私からしたら、そのまっすぐすぎるところがツボなんですよ! 「そんなことある!?」みたいな(笑)。たった1カ月一緒に仕事をした人に感化されて、生活リズムまで変わるってすごくないですか!? “面白可愛い”というか(笑)。
そういうエピソードの数々から、本当にまっすぐで優しい人なんだなっていうのが伝わってくるんです。私はそこが好きなんですよね。
吉澤 本当に、グレンがモチベーションになっています。僕の理想像なんです。おかげでとても健康的な生活になりました。感謝しています(笑)。
シンガポールで、いい影響を受けてきたんですね。
吉澤 はい、とても良い影響を受けました。最近は毎日グレンのSNSを見て、筋トレを始めるところから一日がスタートします。
莉子 (笑)。
吉澤 グレンは食事にもすごく気を使っていますし、運動も欠かさずしていますし、運動で汗をかいて代謝が良いからか肌もすごく綺麗ですし、見るからに健康体なんです! そういう姿って、周りにすごくいい影響を与えるんだなと、実際に影響を受けた側として思ったんです。グレンは自分に厳しいストイックな方だと思うんですが、グレンの周りには、すごくハッピーなオーラが漂っているんです。あの空気感を生み出せるのは、グレン自身の人柄があってこそなのかなと――。
莉子 ちょっとすみません、愛を語りすぎてる(笑)。
吉澤 すみません(笑)。僕、グレンのことを語り出すと多分これ止まらなくなるので!
すごい熱量ですね(笑)。
吉澤 今、すごくスラスラと言葉が出てきています(笑)。
莉子 すごかった、今(笑)。
せっかくなので、グレンさんも交えた3人のエピソードがあれば教えてください。
莉子 撮影の順番として、まずシンガポールでのシーンを全部撮り終えて、そこでグレンたちはクランクアップだったんです。でも、私たちは日本に帰ってからも少しだけ撮影が残っていて。その日本での撮影をもって、作品全体がクランクアップするという流れだったんですね。
グレンはずっと寂しがっていたので、日本での撮影最後の日に私からテレビ電話をかけたんです。それでスタッフさんの顔を一人一人、「やっほー、やっほー!」みたいな感じで映したら、もうめちゃめちゃ感動してくれて! 「本当にありがとう! 僕もみんなと一緒に最後を迎えたかったから、こうやってテレビ電話をしてくれて嬉しかったよ」って。本当に、彼は愛に溢れた人なんですよね。
それは莉子さんの発案だったんですか?
莉子 はい。私が「電話かけよう!」って。そんなエピソードがありました。
本当に素敵な撮影現場だったんですね。
莉子 そうですね。
吉澤 とても素敵な現場でした。スタッフさんもハッピーな方々が集まっていて。
莉子 ハッピー人間が集まっていましたね。
吉澤 海外での撮影ということもあり、皆さん大変な現場だったと思うのですが、常に笑顔が絶えなかったんですよね。キャストもスタッフさんも皆さんがそういう空気感の現場だったので、すごく楽しかったです。
莉子 助けられましたね。


最後に、視聴者の皆様に楽しみにしていてほしいシーンや、注目してほしいポイントを教えてください。
莉子 サクラが記憶を失っているという設定は放送前から明かされていると思うので、私としてはやっぱりそこに注目していただきたいです。記憶を思い出すきっかけになるようなものが、物語の色々なところに散りばめられているんですよ。キーとなるポイントが、映像の中に少しずつ映し出されていくんです。
私も台本を読み進めながら、「これが映像になったら、謎を一つずつ解いていくような感覚になるんだろうな」と思いました。それくらい、上手い具合に伏線が散りばめられているんです。視聴者の方にも「あれ、これってどういうことなんだろう?」と、続きが気になる展開になっているんじゃないかと思います。
吉澤 莉子さんがとても上手くまとめてくださって……。僕からは……素敵なシンガポールの景色や観光地がたくさん登場すると思いますので、そのような視点での楽しみ方もありますよ!とお伝えしたいです。
莉子 確かにね! シンガポールに行ったことがある方なら「あ、私もここ行ったことある!」みたいな楽しみ方も出来ますし。なんなら、聖地巡礼もしていただきたいですね。
吉澤 そうですね。シンガポールのご飯も登場するので、そういうところにも注目していただけたら。日本で撮影しているドラマとは、また違った楽しみ方がたくさんあると思います。様々な角度からこの作品を楽しんでいただけたら嬉しいです。

information
ドラマL『SQUALL』
[ABCテレビ]毎週日曜 深0:10~0:40
脚本:桑島憲司、柳沢 亨、山田 麗、伶奈
演出:桑島憲司
主題歌:『Squall』ベリーグッドマン(TEPPAN MUSIC)
出演:莉子、吉澤要人、レジーナ・リム、富田鈴花、相武紗季、 エイミー・ジェイ・チェン、グレン・ヨン 他
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吉澤要人(原因は自分にある。) 掲載
『Sparkle Annex vol.10』2026.11.07発売

ドラマL『SQUALL』
インタビュー+コラム&撮り下ろしグラビア 計16p
+読者限定 コメント+撮影風景ムービー
present
※応募締切:2026年11月29日(日)23:59まで
※当選された方にのみ、X(Twitter)のダイレクトメッセージ(DM)にて、Sparkle公式アカウント(@Sparkle_stage)よりご連絡いたします。当選者の発表はDMをもって代えさせていただきます。
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credit
テキスト:田代大樹
撮影:増田 慶
スタイリング:[莉子]和田ミリ、[吉澤]徳永貴士
ヘアメイク:[莉子]手塚裕美、[吉澤]横山雷志郎(Yolken)
衣装協力=
[莉子]BAUM UND PFERDGARTEN(S&T)
[吉澤]ブルゾン、パンツ:SHINYAKOZUKA(SMALL TRADES) シャツ:meagratia(TEENY RANCH) ブーツ:THE VIRIDIANNE 右手リング、左手リング:TEN. その他スタイリスト私物

