【ZIPANG OPERA】2nd EP「Ambition」【『Sparkle Annex vol.02』インタビュー一部抜粋】

佐藤流司、福澤 侑、spiの3人による、これまでの伝統的な日本カルチャーとは一線を画す全く新しいジャパニーズポップを世界に向けて発信する音楽パフォーマンスユニット「ZIPANG OPERA」。
デビュー5年目突入の節目となる2ndEP「Ambition」を2025年11月5日（水）に発売する。
さらに11月6日（木）に大阪・Zepp Osaka Bayside、11月10日（月）に東京・Zepp Haneda（TOKYO）にてライブも開催。

Sparkle別冊『Sparkle Annex vol.02』ではメンバー3名による鼎談インタビューを掲載。
表題曲「Ambition」や、spi作詞曲「Itʼs All Mine」、更にMV撮影の裏話やライブに向けての意気込み、メンバーそれぞれの役割など幅広い話を伺った。

以下、インタビューより一部を抜粋してお届けする。

interview

佐藤流司、福澤 侑、spiからなるパフォーマンスユニット・ZIPANG OPERAが、2nd EP「Ambition」をリリース。
それぞれの個性と強みを活かし、お互いに補い合いながら活動を続ける3人。作詞やコレオグラフィー、ライブの構成も自ら手がける多才なメンバーたちは、5年目も“攻め”の姿勢で音楽を届ける。

ライブへの話し合いや構成も着々と進んでいますか？

spi　そうですね。今までは映像の演出があったけど、今回は照明と生身の人間だけでいこう、みたいな話をしています。セットリストも出来てきたので、面白いライブにしたいなと思っています。

福澤　でも、ここからですね。リハに入ってから生まれるものもあるので、色々とリハで作っていきたいなと思います。

佐藤　今回もリハ日数はそんなに取れないですけど、短期集中で。

spi　まぁ、僕らはそれが出来ちゃうチームなんでね。

楽しみにしています。EPの話に移りますが、今作ではspiさんの作詞曲「Itʼs All Mine」が収録されます。作詞の意図を教えてもらえますでしょうか？

spi　ZIPANG OPERAはいつも悪ふざけしがちで、いろんな人に迷惑をかけてるんですけど、その“権化”のような楽曲を作りたいなと思ったんですよね。

福澤　さらに行け、と言わんばかりの楽曲で。

spi　意味の分からない構成の楽曲だと思うんですよね。曲の途中で花火が上がりますし。でも聴いていると違和感無く「ああ、こういう曲なんだ」って思える良さもあって。

福澤　EPの発売が11月5日で、それで花火って……ねぇ？

spi　波の音も入ってるし。

佐藤　なんなら立冬の時期なのに（笑）。

spi　歌詞も流司と一緒に、というか、アドバイスをもらいながら書きました。

佐藤　いやいや、俺はほとんど何も。

spi　「歌詞の書き方が分からないんだよね」って相談して、助けてもらいました。これまで英詞は書いたことがあったけど、日本語詞は書いたことが無くて。どうやって書いたらいいか悩んでいた時に「1回こういう曲を聴いてみて」と言ってくれて。いくつか楽曲を聴いて「なるほど」と。で、「こんなのが出来たんだけど、どうかな？」って投げて、「いいんじゃないですか」って返してもらって。流司に見守ってもらいながら完成した楽曲でもありますね。

佐藤　素敵でした。

表題曲「Ambition」についてはいかがですか？

spi　今までのZIPANG OPERAって、日本の“和”の音に集中して取り組んできたんです。でも今回は“オペラ要素”にグッとフォーカスして、コーラスのシンセや、フルオーケストラに聴こえるようなストリングスを使ってます。しかも、「人生に二度と同じメロディーは来ない」というメッセージを込めて、全部がサビみたいな構成にもしているんですよ。Aメロ、Bメロ、Cメロ、Dメロ……全部がサビ（笑）。
歌詞も「どんなに過去が煌きらびやかでも、それを手放して次へ進まなくちゃいけない時がある」というメッセージが込められていて、過去の栄光にしがみつかず、次のステージへ行く勇気を描いています。まさに“NEXT ZIPANG OPERA”にふさわしい曲になったと思います。

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この続きは『Sparkle Annex vol.02』にてお楽しみください。

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ZIPANG OPERA 掲載
『Sparkle Annex vol.02』2025年11月4日発売

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テキスト：田中莉奈
撮影：増田 慶